63.一刀斎夢録 下 浅田次郎63.一刀斎夢録 下 浅田次郎いやぁ泣いた。まさか新選組の本を読んでこんなに泣くとは。斎藤一から毎夜話を聞いていた梶原が『もしや市村鉄之助は、この長い懐旧譚の脇役ではないのではなかろうか』と思い始めたあたりからなぜか涙が出てしまった。久米部の言った『戦は先に死ぬるが勝ちや』も命のやり取りをする場にいたからこその言葉だと思う。新選組として一緒に戦ったはずなのに、たった10年で敵味方になるとは。西郷征伐も斎藤一が言ったことが真実なのかな。