48.壬生義士伝 下 浅田次郎


上巻は淡々と読んでいたが、下巻は違う気持ちで読んでいた。
人々の語りで、語られる人たちに厚みが増したからか。
斉藤一や大野次郎右衛門の息子、千秋の語りではうるっときてしまった。

吉村の息子、嘉一郎の話は、武士の本懐という言葉が頭から離れなかった。
武士だから戦って潔く散るのか。
本懐を遂げられずに大正の世まで生きながらえた者は、どんな気持ちで仲間のことを語ったのだろう。

近いうちに再読しよう。
そして盛岡の街を山を見てみたい。