9.女官 明治宮中出仕の記 山川三千子


明治42年、18歳で宮中に仕えた女官の手記。

言葉が「〜遊ばした」など丁寧すぎるし、漢字も普段見慣れないものが多くてなかなか簡単には読み進められなかった。
それでも宮中の様子がよくわかる本だった。

最後に宮廷とお内儀の見取図があったが冒頭にあったら良かったな。

著者の気持ちなども赤裸々に語っていて面白い。
あとがきでの他者が書いたものの批判や貞明皇后への思いもよくぞここまで書いたなと思う。
そのことは解説者、原武史も触れている。

今はこんな暮らしはしてないだろうが、自由がないのは同じなのかも。