75.籠の中のふたり 薬丸岳


読みたい本に入れていてやっと読めた。
男性が何かの理由で男の子と同居する物語だと思っていたのだが全然違った。

弁護士村瀬快彦は、20年以上交流のない従兄弟蓮見亮介の仮釈放の身元引受人を依頼される。
なぜ自分がと思うが身元引受人となり亮介との同居生活が始まった。

快彦は子供の頃に母を亡くしたことで人と距離を置いて生活してきた。
それが亮介と暮らすことで変わっていく。

母が父に渡した手紙、亮介の事件の詳細などなど、最後は感動してしまった。

薬丸岳の本は重々しいものが多いが、これは良い読後感だった。