58.抗がん剤を使わなかった夫 倉田真由美
腹痛と軽い下痢が続く夫。
肌も黄色い気がして病院に行くことを勧める。
1軒目の診断は胃炎。
2軒目で黄疸の診断が出て、詳しく調べるために3軒目の病院ですい臓がんと言われる。
何もしなければ半年、長くて1年の余命。
夫婦は抗がん剤も手術もしない選択をする。
その記録。
命が燃え尽きるまで生きたんだな。
自分でお風呂にも入ったのに数時間で血圧が測れないほど低くなるなんて。
しかもそこから戻ってきて『俺、昨日やばかったよね』と言えるなんて。
こんなふうに自分らしく生きれたのは、妻である著者が夫の意見を尊重したからだろう。
こんな夫婦になれたらいいが、真似できることではない。
抗がん剤を使わない選択もあるんだなぁ。