11.マリー・アントワネットの生涯    藤本ひとみ



マリー・アントワネットへの興味から買った本。


私のなかでマリー・アントワネットは悲劇の王妃なので、著者が辛辣に王妃のことを書いているのに驚く。


アントワネットの父フランツ・シュテファンは政治を妻マリア・テレジアに任せ、ドイツ語も完全には習得出来ず会話はフランス語のまま、楽天的享楽主義の人だったという。


その努力せず常に楽しみを追い求める軽い性格がアントワネットに受け継がれたと書いてある。

父親のことは本書で初めて知った。


他の著者の本も読んで、アントワネットのことを多角的に知りたい。