1.罪の轍 奥田英朗
礼文島から逃げ出した宇野寛治、東京南千住署で起きた強盗殺人事件を捜査する警視庁の落合昌夫、所轄の大場茂吉。
そんな中、誘拐事件が発生する。
東京オリンピックを翌年に控え高度経済成長真っ只中の東京を舞台に物語は進む。
電話という新たな通信手段と誘拐事件という慣れない捜査に振り回される刑事たち。
所轄の縄張り意識や自分の立場ばかりを気にする上層部に負けず捜査をするのだが…。
最後は映像を見てるような捕り物劇だったが、なんともやるせない物語。
警察内部の意識はその頃と今とあまり変わってないのだろうな。