50.八月十五日の夜会     蓮見圭一


 祖父が亡くなり遺灰を故郷の海へ還すため沖縄を訪れる。
そこで手にした4本のカセットテープ。
そこで語られていたのは、終戦間際の沖縄の離島で起こった凄惨な出来事だった。

島にたどり着いた兵隊の傍若無人な態度、島民のスパイ疑惑、子供相手でも容赦しない。
アメリカ兵よりも日本兵の方が恐ろしかった。

テープの内容と出だしのアカと呼ばれることとは全然繋がらないように思う。
登場人物も多く誰が誰だかわからなくなるし、祖父の存在も希薄。
消化不良だけど再読はしたくない。
「水曜の朝、午前三時」ほどの素晴らしさは感じられなかった。
残念。