29.海と月の迷路(下)  大沢在昌


 事故死として処理した事件と同様の事件が8年前にも起こっていた。
荒巻は一人で捜査していたが意外な協力者を得る。
組夫の味方だと鉱員や職員、果ては先輩警官まで敵にしつつの地道な捜査で、敵だと思った人物の協力も得られた。
犯人は意外にも身近にいた!

岩本巡査のことなかれ主義にイラつきつつ荒巻を応援する気持ちで一気に読んだ。
こんなに頑張って捜査をしたのにねぇ。

でもこの武勇伝を退職の送別会で話したということは、荒巻は立派な警察官を全うしたのだな。

読み終わって改めて2冊の表紙をじっくり見る。
島の全体図が欲しかった。