27.十三階の女    吉川英梨


 表向きは警視庁公安部の黒江律子。
本当は警察庁直轄の十三階と呼ばれる諜報組織だ。
上司古池を慕いつつ情報提供者に近づいて性を提供してまでして情報を奪うのだ。

北陸新幹線を標的とした爆破テロが起きる。
名もなき戦士団を名乗るテロリスト「スノウ・ホワイト」。
そこからイスラム国のISIS、NGO団体の白河へ繋がっていく。

心身を削られる諜報活動、身内には全く理解されない。
幼い頃に父を殺されたトラウマを抱えスニーカーに拘る黒江。

面白く読んだのだが彼女の痛みも感じてしまった。
裏切者は最初から違和感あったな。