19.無伴奏    小池真理子


 恋三部作の1作目ということで読んでみた。

野間響子が20年ぶりに勢津子に会いに行くところから始まる序章。
20年前に何が起きたのか。

60年代後半の仙台、学生運動の嵐が吹き荒れるなか響子は渉、祐之介、エマと知り合う。
渉に夢中になる響子。
エマは祐之介にベタぼれだ。

ごく普通の2つのカップルに何が起きたのか先が気になり目が先滑りしてしまいそうになるがじっくり読んだ。
学生運動、名曲喫茶無伴奏、電話の取り次ぎなど今の時代では感じられない空気の中物語は進む。
すごい熱量のある読書だったのでぐったり。
人を愛するって難しい。