15.食べこしらえおままごと 石牟礼道子
ブログで松居直美が紹介していたので読んでみた。
昭和初期生まれの著者の幼い頃の思い出。
その土地に根差した四季の食について綴られている。
季節の行事を大切にし、節句や田植え、梅雨明けの半夏や七夕、折々に人が集まって食べこしらえをする。
その楽しそうなこと。
たくさんの煮物を作って来た客に持ち帰ってもらう。
今の時代、そんな風習はなくなった。
私はその時代を生きてたわけではないのになぜか懐かしさを覚える。
昔の人々は貧乏だったかもしれないが心は豊かだったろう。
それに引き換え我々現代の人は心が貧しいね。
懐かしさを感じる1冊。