68.ナラタージュ 島本理生
再読。
痛い恋愛小説という印象を持っていたのでなかなか再読出来なかったが読んでみた。
大学生の泉、高校の部活の顧問だった葉山先生、泉と付き合う小野くんの物語。
再読してみてこの中でズルいのは葉山先生だと思った。
以前は小野くんがひどいと思ったはず。
大人なのに泉に頼り、泉の気持ちを知りつつ突き放し泉を傷つける。
小野くんは純粋に泉が好きだったんだろう。
「きっと君は、この先、誰と一緒にいてもその人を思い出すだろう。だったら、君といるのが自分でもいいと思ったんだ」
結婚を決めた相手の台詞。
泉には幸せになってもらいたい。