60.OUT 下 桐野夏生
下巻は一気読み。
敵だと思った十文字と組んで仕事をし、佐竹に追われるもなんとか出し抜こうとする雅子にくぎ付けだった。
家族から見放された主婦はちょっとしたことから犯罪に手を染めてしまうんだなというのが正直な感想。
角田光代の紙の月でもそんな思いを持った。
雅子も弥生もヨシエも家族と上手くいっていればこうはならなかっただろう。
ほんの些細なことで穴に堕ちてしまう。
その堕ちてしまう気持ちが理解できる。遺体解体は出来ないが。
すごい物語だった。
ドラマももう一度見てみたい。