46.罪の声    塩田武士


 グリコ森永事件を元に書かれた物語。

自分の声で録音されたテープを見つけたテーラーオーナーの俊也。
それは世間を震撼させたギン萬事件のテープだった。
大日新聞の阿久津はギン萬事件の取材を始める。

中盤まで話が重たくてかなり苦労して読み進めた。
が事件の犯人が明らかになるにつれ先が気になる展開に。
辛い過去を語る聡一郎の話は涙をこらえきれなかった。

こんなツラい過去を抱え生きている子供が本当にこの世界にいるのか?
なんという事件なのだろう。
私達が忘れてしまっても当事者は忘れることは出来ないだろう。
やるせないです。