38.光媒の花 道尾秀介
連作短編集。
隠れ鬼/印章店店主と老いた母が思い出す過去。
虫送り/幼い兄妹が受けた傷と投げた石。
冬の蝶/川原に住む男の過去と犯した罪。
春の蝶/耳の聞こえない少女と盗まれた現金。
風媒花/入院した姉と母との和解。
遠い光/母の再婚で揺れる少女と担任の女先生。
印章店→かくれんぼの少年→川原のホームレス→大人になったサチ→少女を引きかけたトラック運転手→運転手の姉→印章店と登場人物が繋がっている。
子供に罪を負わせたままなのが気になっていたが、自ら警察に行ったということで私も安心した。
重いが読後感は悪くない。おすすめです。