実は、わたくし、現在休職しています。
職場でちょっと問題があって、心と身体を休めているところです。
そろそろ、復職したいなーと動き出していますが。
今回のことを通して考えたことは
「自分の気持ちを守る『逃げる』という選択の尊さ」。
今回の休職はハラスメント被害に遭ったことがきっかけでした。
ハラスメントに遭うかもしれない、という環境の職場に出勤するとき
すっごく不安でした。
あらかじめ、遭うかもしれないと予測できていたので
心が壊される前に、無理なら帰る!と決めて仕事に行きました。
もしかしたら、私の不安は杞憂かもしれない。
社会人として行かなきゃ…休んでもいろいろ考えて辛いし、と
自分を奮い立たせて出勤しました。
でも予想通り、朝のミーティングで吊し上げに遭い
言われる筋合いのない言葉や、相手の勝手な言動、罵倒を受けました。
なのに、最初は我慢しなきゃって思ってました。
頑張って仕事しなくちゃ、と。
前の日に、無理なら帰る!と決めていなければ、きっと無理をしました。
社会人とか、責任とか、そういう枠に囚われて
自分で自分を貶めるところでした。
それにしても、「帰ります」というのは勇気が入ったし
応援してくれている方がいるのも知っていたので
その人たちを裏切ってしまったような気持ちになって
自分が情けなくてすごく落ち込みました。
今回こんな経験をして、友人の子供のことを思い出しました。
友人の子供は現在不登校のようで、悩んでいる~と聞いていました。
一見、不登校ってみんなと同じじゃなくて
もし自分が同じ立場だったらすごく悩むし、なんで学校行かないの!って言ってしまいそう。
問題行為のように見えるけど
その子は親に怒られても、誰に何を言われようと
自分の心を、不登校という形で守っていたんだと思いました。
なんて勇気のある子なんだろう、なんてすごい子なんだろうって思います。
悩みながらも、その子を受け入れていろいろ動いている友人も素敵だなって思いました。
即、友人に電話をして子供も友人もすごいよ!!と伝えました。
これだけ働き方も学び方も多様化している社会。
本当に自分がやりたいこととか、どうしたいか、ということを
大切にできる環境もあるように思います。
あとは、それを尊重する勇気ですね。
自分の勇気も、もしかしたら将来子供の勇気も
尊重できる自分でありたいし、そういう生き方をしたいです。
あと、今回落ち着いて振り返ってみて
自尊心の低下と
自分がいかに職場で自分を殺していたのか
やるべきことをやらず怠けていたのか
思い知りました。
自分との約束をちゃんと守らねばと
気が引き締まりました。