2024.2.20… 6 


大阪グルメで必ず紹介される串カツ 20年前 どうしても食べたくて新世界を食べ歩いたが 当時お店が少なく必死にお店を探し食べた

あげくには地元民に「 大阪じゃ串なんて食べへんょ 」って言われる始末


それでもそのチープさがよく 新たなお店を探しては食べ探しては歩べ その中で絶対外せないのが ここ六覺燈

そう串カツは安くてカジュアルな食べ物という定説をフレンチに色づけワインとともに楽しむように変えたお店なのだ



場所は黒門市場のビル2階にあり 毎回なぜこの場所にっと思いつつ階段を上がる





するとギャラリーのような廊下からスタイリッシュなカウンター席が現れドレッシーな装いのカップルや海外からひとりワインを飲み串を食べるキャストが集う












そして案内された席の卓上には既につけダレがセットされ そこには 辛ソース 甘ソース マスタード レモン 醤油山 椒塩 藻塩 となる




因みにメニューは約20本の串が出される「 おまかせコース 」のみで そこにサラダ 自家製パン デザート コーヒーとなる

勿論 単品も追加出来るが ここは " おまかせ " しよう それに好みのワインをソムリエがチョイスし楽しめるが  下戸の私はノンアルビールで乾杯



「 苦手な食材やアレルギーはごさいますか? はい かしこまりました 」

「 ありません よろしくお願いします 」

すると串揚げの油を軽減し口直しにもなるカラフルな キャベツ ダイコン キュウリ ゴボウジャガイモ アイコトマト 枝豆 など お替り自由の生野菜出され華やかなスタートがきられる



そして皿代わりのパン に「 車エビ 」がやって来る



「 一品目です " 塩 " でお召し上がり下さい 」



そう串が提供される度に どのタレで食べたらいいかご指摘があり「 牛ヒレ肉 」はソース




「 保立の貝柱 」は塩




「 えんどえ豆のコロッケ」 とんぶり あおさ カラシ そしてそら豆が交わり 塩で食べる




「 合鴨 」はソース 




どの串にも確り下処理がされ美しく 目の前で仕上がるので呼吸がそのまま伝わってくる




「 菜の花 」は醤油


 芽ねぎが入った品にはポン酢で「 ふぐ 」


「 キスと三つ葉 」 塩 ミョウガが確り残る味わいが残る

「 玉ねぎ 牛肉詰め 」はソース












ここで自家製クルミパンとドイツ風のパン ガーリック風味のクリームチーズ付



サラダも美味しく おかわりして 「 マコモダケ 」 は塩



見た目も食感もタケノコに似た味だが植物だそう

そしてミート「 大和 " 肉 " 鶏 」何も付けずそのまま

「 椎茸 」は醤油





ここで自家製米粉のパン ワインとならより味わいも深くなるだろう

「 芽キャベツ 」はソース




「 豚ロース 」も ソース




「 蒟蒻 」は醤油 豚バラのすり身がベターに絡む味わい




大好きな「 鮭 」タルタルがたまらない




「 焼豚とオランダ豆 」ソース




「 蛸 」 醤油



ここで串はフィニッシュ やはり複数の食材を組み合わせたアートのような味付けと工夫は素晴らしく こころもお腹も満足した頃飲むハーブティは これまでをリセットしてくれる



そこに選べるデザートから「 冷たい蜜柑 」 ハイレベル店のデザートが冷凍みかんとは何ともキュートだ







食後にスタッフさんとお話しながら「 エスプレッソ 」 をいただきなが銀座店に行った時 料理の手法やサービスに違いがあったことを告げると大阪と東京ではそれぞれ経営者が違い 独自のスタイルだそう





それに大丸心斎橋店にあった「 あげもんや六覺燈 」もコロナで閉めてしまい大阪側を心配していたが 何の問題もないようだ


そう初見から月日は流れたが … 六覺燈の洗練された味も接客も作法も何もかわらない… ワインの雫のように


スタッフさん  またいつか ごちそうさまでした。






六覺燈 黒門本店

大阪府大阪市中央区日本橋 1-21-16 たこそうビル2F

TEL 06-6633-1302

OPEN 17:00 - 22:00

水曜 休み

https://www.rokukakutei.co.jp/

by locutus