2024.4.1… 2


今では川越はカフェの宝庫 古い建物が次々にリノベーションされ 一息つく場所も多い

そんな観光客が行き交う街並みの脇道を入ると そこに古道具屋とヴィーガン料理を提供する " ピエニコタ " がある



移転して来たその場所の建物は半円形になっていて あの鉄盤が置かれる







そして微かに外に漏れる灯りを見ながら扉を開けると そこから世界が変わってゆく







































久々に逢う奥さまは以前より美しくご主人のヒゲも大分伸びたようで 案内されたカフェエリアのテーブルに座ると黒板に本日のメニューがある



















そこには植物性由来の優しい食材で作ったランチ1つだけ 本日は「 米粉のベーグルプレート 」 他にデザート好きにはたまらない 不知火非のタルト いちごのカスタードタルト 米粉のおいもごろごろマフィン ラズベリーチョコアーモンドタルト ドリンクは コーヒー カフェオレ チャイ アルコールとなる



そのままプレートとコーヒーをお願いしあらためて ゆっくりアンティークたちを観て歩く

そう展示されだ随所随所に小さな仕掛けや工夫があり 非科学的な呪文のようにストーリーが奏でられている… そうそこから声が聞こえてくるようだ

















すると「 2階もどうぞ 歩くとギシギシいいますが 是非 」


奥の使い込まれた階段を上がると… そこはジャポニズムやプロメテイルを思わせる詩的な時間が流れる


もういい… このままでは この美しさに こころが負けてしまいそうだ







































哀愁に包まれながら1階に戻るともう席は満席で 小道具を眺める人々も居る

そこにプレートが届き見れば やわらかく盛られた食材が微笑む そう身体に入れていいもたちは素顔のままでそこにいて 必要なだけ手を加えそこにいる



そちらを食べ終えるとコーヒーがやって来て 静まった空間に溶けてゆく



するとご主人が来て下さったので お話すると 展示スペースであったご自宅が手狭になって来て高崎に支店も出したが たまたま奥さまが街中を歩いていたら古道具屋とパスタ屋さんだったこちらのテナントに出逢ってしまう

ここは自分たちの居場所だと直感し大屋さんとお話しを重ね居抜で借り受ける

後からわかったが バロック調の天井もステンドグラスも今はもう手に入らない重要なもで 結局そのまま生かしお店作りを始めたそうだ















「 それに場所も大通りから脇道に入り静かなので ひっそりやっていきたい 」

その気持ち受けとりたい だから本当は誰にも教えたくない でも素晴しいアンティークたちを是非見てもらいたい

そして今でも介護の仕事も併用している聖人のようなご主人とフェルメールのモデルのような奥さまに出逢ってもらいたい それは願いなのだ

小さな星のように見つけられたら嬉しい場所 ご主人 奥さま ごちそうさまでした。



古道具とveganのお店 PiENiKöTA ( ピエニコタ )

埼玉県川越市連雀町 32−1

OPEN 11:00 - 18:00

不定休の為 インスタにて要確認

https://www.instagram.com/pienikota?igsh=Zm14azBhenVxaHBk

https://pienikota.amebaownd.com/