希望
早々と仕事から帰り
ご飯を食べて
テレビを見ながら
ゴロゴロと寛ぐ
昨日の夕方
あの人にメールをしたけれど
返事は無かった
このまま
疎遠になるのかな…
遠くの親戚より近くの他人
あんなに近くに居たのに
いざ離れてしまうと
毎日、連絡を取る必要など
あの人は
感じないのかも知れない
あの人は言った
私とはこの先も
今まで通りに
仲良くしていくつもりだ、と
今度あの人に逢えるのは
一体いつなんだろう
また料理を作ってくれるって言ってたけど…
本当にそんな日が来るのだろうか
一昨日
あの人が一つ約束をしてくれた
とっくに過ぎちゃったけど
クリスマスプレゼント
必ずあげるからって
……嬉しかった
涙が出るほど
嬉しかった
先が見えないから
未来へ繋がる約束は
私を支える
大きな希望になる
あの人も
自分を誤魔化し
心を閉ざして生きる毎日と
彼女への断ち切れぬ想いを胸に秘め
苦しんでいる
光を求めて
彷徨っている
それでも
どんなに泣いても
弱音を吐いても
あの人は逃げない
未来を
諦めない
私も
折れぬ心を
強い信念を
持ち続けなくては
信じていれば
諦めなければ
いつかきっと
光は射す
明るい未来を
暖かく照らす
その日が来るまで
途中で何度転んでも
立ち止まっても
振り返っても
諦めずに
走り続けなくては
未来の私が
あの人が
どうか幸せでありますように…
歯車
疲れた…
昨日はスタッフが三人だけだった
で
満席
しかも、うち二組が団体様
簡単に当日欠勤するのなら
期待しても無駄ならば
腹が立つから、いっそ辞めてもらいたい
スタッフが付かずに
放置になってるテーブルばかり
おかしいでしょ絶対に
スタッフがきちんとテーブルに付いて接客しないのなら
まるで、ぼったくり居酒だ
これじゃお客様だって
今に誰も来なくなる
最近のママちゃんは
集客だけして
金額にサービスの内容が伴っていない現状を
一体どう思っているんだろうか
このままで良いと思っているのかと
不安になる
暇な日と忙しい日の差が激しくて
頑張って営業して
お客様を呼んでも
混めば放置、な今の状況じゃ
マイナスにしかならないのではと
考えてしまう
一昨日の月曜日
寿退社した昔のスタッフの女の子が
仕事を休みたくない私の勝手な都合に合わせて
飲みに来てくれた
彼女が勤めていた頃は
女性スタッフだけでも毎日十人以上は必ず出勤していた
最低でも、一つのテーブルにスタッフが二人は付いた
毎日とても忙しくて、お客様も多かった
それこそ
あの頃は放置になるテーブルなんて、考えられなかった
久しぶりに店に来て
彼女はスタッフの人数の少なさに驚いていた
閉店後に
始発待ちの彼女と二人で
朝まで営業している
小洒落たダイニングバーに行ってきた
その店のスタッフは
全員、若いお兄ちゃんだ
各テーブルに
お兄ちゃんが付いて接客する
その日は
たまたまスタッフの休みが重なり
そこそこ混んでいて忙しく
私達のテーブルは
放置される事が多かった
自分達でお酒を作り
カラオケを入れて歌い
ダーツで遊ぶ
まぁ別に良いさ
特別、気に入っているお兄ちゃんが居るわけじゃないし
けど
トイレに行ってもオシボリをくれない
灰皿が山になっても、そのまま
オーダーするのに、呼んでもなかなか聞きにこない
ん~…まぁ…今日は仕方ないか
とは思っても
お会計は
ケシテヤスクナイ
忙しい日にスタッフが少ない大変さは解る
目が行き届かないのは当然だ
文句を言うつもりはないけれど
満足はしなかった
この対応でこの金額だったら
正直、余所で飲んだ方がもっと面白い
うちの店と似たような状況
似たようなシステムと料金設定
スタッフの辛さや一生懸命さは解るけど
毎回コレなら行く気にはならない
ある程度の金額を出しても
満足させてくれないなら
行く必要がない
私ですら、そう思う
マミちゃんのストレスも限界だ
ここ最近、毎日元気がない
私も含めたスタッフへの不満と
色々と問題があるのに動いてくれない
ママちゃんの対応の悪さが
彼女の意欲と情熱を
日に日に奪ってしまっている
このままだと
稼ぎ頭の彼女が辞めてしまいそうだ
狂った歯車を放っておくと
より悪い結果を招く
小さな事でも
私に出来る
努力をしよう
彼女まで失ったら
私は
完全にノックアウトだ
日曜日
一人ぼっちの日曜日
やる事も無いし
何もしたくないし
夕方までゴロゴロ寝ていたら
幼なじみに食事に行こうと誘われた
ラッキーだ!
しっかり食事をしてこよう
意気込んで出掛け
目的の店に到着
満席で入れない………
待つのは嫌だ
さっさと余所に移動
ところが
三軒連続で入れない
何故なら
私達は二人揃って煙草を吸う
しかも幼なじみの彼女はヘビースモーカーだ
………全席禁煙の店ばかり
仕方なく
ファミレスで食事をする事に
食べるんだ!とインプットしたメニューとは違うし
テンションがた落ちで
食べたくないよとふてくされてたら
強制的に注文するぞと脅されて
千切りキャベツと大根おろしが大量に添えてある
和風カツを食べてきた
やる気のない私の喉は食べ物が通るのを嫌がり
食べきるのには苦労した
そして
黙っていても、いずれバレるので
あの人が行ってしまった事を話すと
彼女の顔つきが変わった
彼女は
私の周囲に居る人ほぼ全員を知っている
職場を変えれば必ず顔を出し
その職場に合わせた、協力をしてくれる
余所で新しく知り合った人も、親密になれば紹介した
彼女とは、そうやってずっと付き合ってきた
だから
私の歴代の彼氏とも、別れてしまうまでは仲良く一緒に遊べる関係でいた
当然
恋人ではないけれど
あの人の事も知っているし、仲良くもしている
おーちゃんと別れた後
酷かった状態の私を
彼女は何度も励ましてくれた
そして
あの人が傍に居てくれたおかげで
私が徐々に元気になっていったのも
彼女はよく知っている
……余計な心配を増やしたかな
あまり色々と言わずに
普段はいつも私の話すことだけを黙って聞く彼女が
次々と質問してきた
寂しいよ
そうやって弱音を吐けば
心配をかける
だけど
大丈夫だよと笑ってみても
彼女の前では無駄な抵抗だ
明日も朝から仕事なのに
遅くまで付き合ってくれた
さり気なく気を遣い
その気になったら
スグに誰か男の人を紹介するよと
冗談めかして笑って言ってくれる
私には
良い友人が居る
店には
マミちゃんが居る
幸せだと思う
あの人には
相談したり愚痴をこぼしたり出来る相手が
近くに居るんだろうか
私の知る限りでは
会社の同僚さんと地元の先輩くらいしか思い浮かばない
私は
多分あの人の力にはなれないだろうから
せめて
あの人に、これ以上負担をかけないように
心配させないように
明るく過ごす努力をしよう
頑張れ私
負けるな私
笑う角には福来る
だよね