続きです
 

 

 

  就学先②特別支援学級在籍、可能な授業は通常級(交流学級)で受ける

 

 

基本は小・中学校に準ずる教育を受けるが、認知特性に合わせた指導教材が充実していて子どもに合った学習方法を探りやすい

 

教育内容

障害(知的障害、肢体不自由、身体虚弱、弱視、難聴、言語障害、自閉症、情緒障害)の状況に合わせた「特別の教育課程」の編成及び障害による困難の改善・克服を目的とした「自立活動」の指導

 

  • 国による在籍の目安は全体の半分を支援学級で過ごすかどうか(うちの県は1/3)
  • 1クラス7人(教員1人、加配対応はまちまち)
  • 教科によって支援学級と交流学級を行き来し、異学年学習も可能
  • 実態に応じて、交流学級とは異なる宿題に取り組む場合もある
  • 下校後は放課後デイサービスを利用する子どもも多い
  • 県内で一番多い選択肢であり生徒数は年々増加している
  • 中でも、自閉症・情緒障害者が激増している
 
✔️対象障害の区分にADHD、LDは含まれない
 
 

 

  就学先③特別支援学校

 

幼稚部~高等部まで最大15学年が通う学校(盲学校やろう学校)もあり、多くがエスカレーター式に進学する

 

教育内容

法令で決められた障害(視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱)の状態により、各教科、道徳科、特別活動、自立活動といった教育課程を組み合わせた内容

 

  • 1クラス6人(高等部は1クラス8人、重複障害の場合は1クラス3人、知的クラスは教員加配されることが多い)
  • 学校間交流や居住地校交流も実施されている
  • 在籍生徒数はほぼ横ばい
 
【小学部】
日常生活の指導を中心にした段階的な教育課程
  • 生活リズムの確立と情緒的な安定を図るとともに、身辺処理能力を高めよりよい生活習慣を身につける
  • 教科別学習(国語・算数・音楽・体育・図画工作)を中心に物や人との関わりを広げ、ルールを学んだり認識の力を伸ばす
  • 「遊びの指導」「生活単元学習」といった科目をまたいだ学習・体験を通して意欲的に活動する力や豊かな感性を育む
 
【中学部】
思春期の心身の成長に伴う変化を考慮しながら、友達と助け合い主体的に取り組む教育課程
  • 「教科学習」では主体的な態度と意欲を高める
  • 「日常生活の指導」生活単元学習」「作業学習」といった科目をまたいだ学習で挑戦と試行錯誤する力を育む
  • 互いの理解と自己の発揮を促す
 
【高等部】
実態に応じた学習グループを編成し、目標をもってより主体的に取り組めるよう個々の生徒の特性に合わせた教育課程
  • 卒業後の生活や進路について考え、将来必要な力を身につける
  • 達成感や自己肯定感を高め、社会参加に必要な力を身につける
  • 自ら考えて行動する力を育む
 
続きます