こんにちは!
コーヒー豆売りながら会社員しているmkです。
今日はちょっと面白い話です。
「コーヒーってどこで作られてるの?」
と聞かれたら、ブラジルやエチオピアを思い浮かべる人が多いと思いますが、実はその常識が少しずつ変わり始めています。
理由は気候変動です。
コーヒーはかなり繊細で、気温や雨量のバランスが少し崩れるだけで品質が落ちます。
その影響で、これまでの有名産地では作りづらくなってきています。
ブラジルでは干ばつや霜、エチオピアでは気温上昇、中米では病害の増加。
つまり「今までの場所で同じように作れない」という状況です。
そこで農家さんたちは、より涼しい場所へ移動したり、新しい地域での栽培に挑戦し始めています。
これが「コーヒーの産地が変わってきている」理由です。
実際に最近伸びているのが、中国の雲南やベトナム、タイやインドなど。
少し前まではあまり注目されていなかった地域ですが、今ではスペシャルティクラスの豆も普通に出てきています。
さらに面白いのが、精製技術の進化です。
アナエロビックや酵母発酵など、発酵をコントロールすることで味を作る時代になってきています。
産地の違いだけでなく、技術でも味を引き上げられるようになってきているんですね。
そしてここからが驚きの話です。
実は日本でもコーヒーは作られています。
沖縄や小笠原だけでなく、和歌山でも栽培されていて、すでに商品として販売されているものもあります。
和歌山は黒潮の影響で暖かく、日本の中ではかなり条件が良い地域です。
いわば「ギリギリ育つライン」にいる場所です。
みかん農家さんがコーヒー栽培に挑戦したり、観光と組み合わせた体験型ビジネスとして広がりつつあります。
ただ現実としては、まだ課題も多いです。
冬の寒さのリスク、収穫量の少なさ、コストの高さなど、まだ量産できる段階ではありません。
味も現時点では「これから伸びる段階」という印象です。
それでも、この流れはかなり大きな変化で、今後コーヒーの地図は確実に変わっていきます。
将来的には、和歌山産のスペシャルティコーヒーが普通に流通するようになるかもしれませんし、日本産コーヒーを当たり前に飲む時代が来る可能性もあります。
個人的には、まだ安くて面白い豆が増えるチャンスでもあると感じています。
ストーリーのあるコーヒーがどんどん増えていく流れです。
一方で、今のうちに飲んでほしいのが、しっかりとした産地のコーヒーです。
特にハワイコナは農家の減少やコスト上昇もあり、今後さらに貴重になる可能性があります。
今回扱っているロットも少量なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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