スカイツリーの天望回廊から景色を見ている社長と
さらに下の階のソラマチにいる社員と
見える景色が違いすぎる。
でも見える景色が違うことに
頭ではわかっていても腹落ちできない。
だから、
うまくいかないことが
モヤモヤすることが
たくさん出てくるんだろうなー。
うちの息子(中1)は
7月の発表会に向けてピアノの練習をしているのだけど
先生に言われた小ポイントだけをクリアするとどや顔をする。
でも実は、ゴールから逆算すると全然間に合っていなくて
本当は先生も
4つも5つも課題をだしたいところ(たぶん)なのだけど
できないから1個ずつ出している。
間に合ってないよ、とゴールを見ながら思う先生と
小ポイントクリアしたから満足して、次のレッスンまで練習しない息子。
息子がやる気がないように見えるけれど
ただ単にソラマチにいるだけ。
このビルがめちゃくちゃ高くて広い景色があることは頭ではわかってるけれど
外の景色見えないから実感がなくて、目の前のアイスクリーム屋さんに夢中になる。
上にのぼることや、外の景色を見る事なんて思いもつかない。
先生や親は展望台にいるから
なんでエレベーターのボタンを押さないのか不思議でしょうがない。
ピアノの発表会なんていうのはシンプルで簡単な問題だけど
こと組織になると一気にこれが複雑になる。
個人個人の想いや
複数のプロジェクト
複数の因果関係。要因。
情報量の違い。
どちらも悪くないし
どちらも同じ方向を見ている
ここを共通言語化するためには、どうすればいいのか?
そんなことをじーっと考えるここ数日。
どちらの視座でもない、
スカイツリーの横でふわりふわりと漂う気球のような
そんな第三者的な存在で、
なるほど!!!
よし、前に進もう!!!
という空気感を生み出せるシゴトがしたいぜ。
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