本日、経過観察で大学病院の受診でした。
実は、この年末、あと1年生きれないかもしれない、という状況になっていました。
今日はそこから今日までの選択の話をしたいと思います。
12月の診察時に、抗がん剤を年末年始おやすみしたいとごねる私に、主治医の先生からの言葉。
この抗がん剤が効かなければ、あと1年。
酷なようだけど、来年は年を越せないかもしれない。
だから、医者としては治療したいけど、余生を考えてカンボジアに行ってもいいよ。
って。
それでもなんか頭の中ふわふわしてて、
カンボジア行ったら楽しくて治るかもー
とか思ってました(笑)
まぁ、普通に数字は悪化してて、そんな感じで始まった2019年でした。
で、
たまたま11月に、元気をもらおう〜ぐらいの気持ちで統合医療クリニック(西洋医学と東洋医学を取り入れたクリニック)を初受診。
その際に、最新のお薬であるオプジーボの自費治療を紹介されました。
今月からスタートしたんだよ。
のクリニックの先生の言葉に、
すごいタイミングでここに来たんだな。と思ったのを覚えています。
とはいえ、自費治療。
保険適用されていない。お金の問題もあるけど、それよりも、エビデンスがない。
どうなるかわからない。
一方で抗がん剤もしっかり聞いてるわけではない。
でも、高校進学に例えると、みんなが高校進学するから私も進学する、みたいな安心感がある。
でも、もちろん副作用はあり、カラダはドンドン傷んでいく。
あと1年しか生きられないらしい。
さぁ、ここからどう生きる?という年明けでした。
文字にすると壮絶な感じですけど、実際にはそうでもなく、正月には日本酒飲み比べして楽しんでいましたし、日々も普通に過ごしていました。
実感が薄かったのかなー。
わかりませんが。
で、いよいよ抗がん剤再開の日が近づくにつれて、本当に私はどうしたいのか?を自分に問うようになりました。
どっちが効く可能性が高いんだろう?
って焦りながら、クリニックの先生や主治医に相談したり、ネットを調べたり、本を読んだり、製薬会社勤務の友人に聞いたり。
でも散々調べて、やめました。
どんな未来が待ってるかは誰にもわからない。
だから、
どっちも効かないとしたら、どっちを選択したい?
どっちが力強く前に進める?
と、自分に問いなおし、
オプジーボ治療を選択しました。
私にとっては、
さっきの高校進学の話と同じですので、
もう受験に合格したのに、中卒を選んで周りの人に理解を得る。
ぐらいハードルの高い選択でした。
ビビってビビって、本当にちびりそうでしたw
結局自分の親には自分で言えず、旦那に言ってもらうほどにビビってました。
選択するにあたって、義理両親が、迷わず資金援助を申し出てくれたことが大きな勇気にもなりました。
資金面というよりも、精神面で。
手放しで私の選択を疑うことなく支援してくれる人が身近にいる。
むしろ、お金送るから早く受けなさい!ぐらいの勢いで。
悩みながら、気づいたこと。
私、人生でここまでビビって決断したことないな。
こんなに真剣に選択したことない。
やりたいことあるけど、みんな高校いくから高校卒業してからやればいいじゃん、的な、妥協点いっぱいの生き方してきたなって。
だからその選択の結果が吉と出るか凶と出るか、すごい怖くなるし、まるで宝くじのように当たるか当たらないかに執着してたなって。
死ぬほどビビって選択した今回は、
感覚的にはあと3週間の命だとしたら(なぜ3週間と思ったのかは不明)、どう生きたい?
抗がん剤の副作用なく、穏やかに笑顔で過ごしたい。
よし、だったらオプジーボやろう。
効かなくても、吐き気もだるさもなく過ごせる。
って決断した後は、
なんだか、その結果にしがみつくことなく、元気になる為に、力強い一歩を踏み出せた感覚でいっぱいでした。
で、結果、
ぐんぐん薬が効いて、
今は寛解状態(主治医の先生の言い方は「寛解に限りなく近い状態」w)に。
あっという間の2ヶ月半の治療でした。
まだ自分の体から腫瘍が消えたことに感覚が慣れてなくて、今日の血液検査も超びびりながら結果を聞き、ビビる私を見て、微笑む先生、みたいな構図でしたが(笑)
今は経過観察。
このままずんずん元気になって、250歳まで生きたい!
あ、えっと
250歳まで生きたい、ということが言いたいのではなくw
力強く進める方を選ぼう、という事が言いたい記事なのですが。
実はオプジーボの治療中、この薬はきっと効かないんだなって思ってたんです。
いろんな耳に入る話から。
だけど、自分で力強く選択できたから、後悔は一ミリもなかったし、治療中に滞在した療養施設でも120%満喫できた。
そうか、もうこの薬は効かないから、自分のカラダと向き合って、自分の自然治癒力をあげていこう。
もし、私の体がまだ生きたいなら、きっと生きれるはず。癌が消えなくても。消す事が目的じゃなくて生きる事が目的だから。
そんな風に冷静に考えている自分がいました。
あの時、どっちの方が少しでも長く生きられる可能性が高いかな?
どっちが効くのかな?って情報の山に埋もれながら、宝くじのように選択していたら、どっちに転んでもこの3ヶ月はこんなに穏やかに楽しく過ごせなかったと思っています。
私の場合は、生死に関わる究極なネタですがw
これって、子育てでも仕事でも生きていく中でありとあらゆる場面に適応できるなと思っています。
実際に、癌を経験して、もうこりごりだけど、でも生活も生き方も180度ガラリと変わりました。
決める事、目的を見失わない事。
自分を信じる事。
そんなことを、機会をいただいて先月ぐらいから人前でお話しさせていただいています。
聞きたい人がいたら、こんな機会を増やしていきたいなーと思いつつ。
6月に仙台でお話する予定でーす。
(四月に企画してたやつの延期版です💧熟成してイメージ固まりましたので!)
組織のリーダーやリーダー候補向けと、
子育てしている女性向けと、2日に渡っての開催をイメージ中。
近々告知予定です。