こんにちは。
新聞で拝見した記事より、
日本の「子供」は増えているか、減っているか。
小さい子は減少の一途をたどる。
しかし親が存命中の人は大人から赤ん坊まで、約8700万人。
総人口の7割だと。
試算をまとめた某研究所によると、
「少子高齢化」とは見方を変えれば『総子化』だと位置づける。
その中で、
『総子化』が引き起こす3つの生活変化として、
①家族の変化:「核家族」から「一族発想」へ
②親子の変化:「上下反発」から「水平協働」へ
③生き方の変化:「早く大人へ」から「子である自由」へ
を挙げてらっしゃいます。
①について、
変化の中で、同居とかの方式も多少増えるかもしれないけれども、
大きなトレンドでは、人口減&世帯数増の流れは変わらないのではないか。
「核家族」にて別居、別世帯にしているものの、大家族としての連帯感、
「一族発想」のようなものが今までよりも波及、遍満、滲透していくで
あろうことは、実体験をもって同様に感じられますね。
つい先日(昨年の話ですが)も、義父とお話しているなかで、
(私)「来年は、会社形態を設立して、嫁を社長にしようと思ってます。」
という話をしたら、
(義父)「お金はないけど、自分も微力ながら役に立ちたいから、ぜひ使ってくれ」
というようなやり取りがあり、その後もその話題で話が熱を帯びてきて、
思ってもみない大きな反響がありました。
このコミュニティで何かを一緒にやろう的な、
まさに、「一族発想」を感じた訳です。
「少子高齢化」も、見方を変え、表現を変える(タグ付けを変える)
だけで、これだけ思考が変わってくるものなのですね。
あらためて、表現、言葉の力を感じるとともに、
我々はそういう時代(『総子化』)を生きている、
ということに改めて気づいた次第です。
本日もありがとうございました。