永し身も こがね見むかな にしき野の岸に 眺む峯 過去も見じかな

(ながしみも こがねみむかな にしきののきしに ながむみね かこもみじかな)

                                 ますお

大意

永い人生を送ってきた自分であるが、今黄金を見ているようだ。錦秋そのもののこの岸で眺める山の峯は過去に見たことのないようなすばらしい紅葉であることよ。

 

時節柄、

紅葉にちなんだ「こがね」「にしき」「も見じ」を読み込んだのがみそです。

「永し身」はかなり強引な処理になりました。