とらお君についてお話するには、
2010年11月末に猫白血病ウィルス感染症を発症して、
苦しんで死んでしまったしーちゃんのことを
お話しなければなりません。
つらいなぁ~。
まだまだ思い出にはできない悲しい出来事です。
写真のとおり、かなりな美猫でした。
最初は側にも近寄れませんでしたし、
触れるなんて絶対に無理な状態でした。
少しずつ少しずつ仲良くなって、
発症する数カ月前には慣れてくれて、
遊んでくれ~、寂しいよ~と鳴いてくれるし、
お腹も触らせてくれて、
一緒に私の枕元や足元で寝るまでになりました。
性格もよくて、本当にかわいい子でした。
捕獲して、家猫に無理やりしてよかったのかなぁ~。
幸せにしてやりたかった。
当時は感染するかもしれないと隔離して部屋を離していたるると、
今は一緒に天国で遊んでくれていたらいいなぁ。
しーちゃんは、2008年に職場が経営している駐車場で
勝手に餌をやる青年がいて、
困ったことにその駐車場にいついてしまった3歳くらいの雌猫です。
彼はしーちゃんに毎日餌をあげているわけではないようでした。
ある日、駐車場でご飯をちょうだーい、ちょうだーいと
かわいい声で鳴き続けている猫を見つけました。
しーちゃんは、餌をくれるはずの青年を呼んでいたのだと思います。
猫好きな人は猫の鳴き声に敏感で、
まして普通でない鳴き声を聞いたらたまらない気持ちになりますよね。
どうにかせねば・・・・と私は思ってしまったのでした。
しーちゃんの名前の由来は、ご飯が欲しいと、
ご飯ちょうーだ~いってものすごい音量で鳴くので、
しー!うるさい、鳴くのはやめなさい!っというところからくる、
しー!ちゃんです。
何とかしてあげたい。
でも餌をあげるなら、責任をとらなければならない。
ここで子猫が産まれたらどういうことになるのだろう
と思ったのが始まりです。
餌付けして捕まえ、避妊させてまた同じ場所へ離すという作戦を、
職場の上司の許可を得てから実行に移しました。
しかし、餌付けはできても、
病院で借りた捕獲機にはなかなか入ってくれません。
しーちゃんは殊のほか用心深く、賢い猫だということがわかりました。
甘えて鳴きはしますが、
しーちゃんに近づくことも触れることもできない。
そのうち、何としーちゃんはボーイフレンドまで
連れてきてしまいました。
それもきたないぼてっとしたトラ猫、とらお君です。
とらお君はしーちゃんにめろめろです。
しーちゃんが行くところは、必ずとらお君がついて行きます。
ある日、とらお君との交尾を私は見てしまいました。
ショック!これはこれは・・・・・大変なことになった・・・・。
呑気に餌付けしている場合ではありません。
猫の交尾による妊娠の確立は非常に高いと聞いていたので、
出産するまでに捕獲しなければならない、
時間との戦いだと覚悟しました。


