3/24(日)、良番組。
グラウンドコンディション不良のためたっぷり、どっぷりと汗をかくことができず、仕方なくザッピング。
やはり日曜日この時間帯のTVは苦手。(苦笑)
ふとある番組が目に留まる。
1996年夏の甲子園決勝 松山商 vs 熊本工のワンシーンを取り上げた番組。
3対3の同点、10回裏1アウト満塁。
1点入ればサヨナラ勝ち、優勝決定の場面。
熊本工業の三番打者がライトに大きな打球を放った瞬間、勝負あった!と殆どの方が思ったはず。
ライトが風に押し戻された打球を捕球するや否や、ノーバウンドでキャッチャーに返球。
ホームベース直前でタッチアウト。
当時、TVでこの試合を見ていてこのシーンを目の当たりにし鳥肌がたったのは事実。
奇跡のバックホームといわれるこのシーンに焦点を当てた30分足らずの番組。
バックホームをしたライト、ホームに突込んだ三塁ランナー、監督、投手、次打者等、関係者の証言が面白く、あのシーンがその後の各自の人生にどう影響したのか等も含め、ぐいぐい惹き込まれていく。
ひさびさの良番組。
こういった切り口の野球(プロもアマも)番組をもっともっと制作してほしいなぁ〜としみじみ。
当時「人生の折り返しになる45歳にまた試合をしよう」と約束していたらしく、当時の両チームのメンバーが再会し行われた試合の模様が番組の最後に放送される。
これがまたジンとくる。
高校の時に市民球場を借りてクラス全員で行った野球、大学の時に八王子で某集まりで行った野球等、ワタシにも再度あの場所あのメンバーでもう一度やりたいなぁ〜と思う試合がいくつかありますが、残念ながらどの試合もあのメンバーが集まることは不可能。
ソレもまたジンと来た理由のひとつかもしれません。
ホント。
M.J.KOZOU