2/23(金)、小林繁。
何か新しい野球本が出ていないかな・・・と本屋でブラブラしていると小林繁の文字が視界に入る。
当時、小林繁投手のピッチングフォームを真似してサイドスローから投げたことを思い出す。
ジャイアンツ在籍時から敵ながら好きな投手だったこともあり、我、タイガースに理由はともあれ移籍したときはとってもうれしかったのは事実。
ちなみに、今でも小林繁投手のピッチングフォームは高い精度で再現できる。(笑)
小林繁の文字に惹かれて「起死回生」(中溝康隆 著)を拝読。
プロ野球選手30名のサバイバルを記した書。
その顔ぶれがまたうれしい。
遠山奬志、野茂英雄、北川博敏、野田浩司、中尾孝義、西本聖、関川浩一、吉井理人、西村龍次、鹿取義隆、下柳剛等、ワタシ世代にはある意味堪らない面々。
2つのサイコロの目でプレイ結果が決まり試合を行う紙の野球カードゲームや、まだ実名が使用できていないPCのプロ野球シミュレーションゲームで遊んでいた頃、そして、ワタシ自身がPCやPSでプロ野球シミュレーションゲームを制作していた頃に何度もその名前を見た方々。
こういった方々の正に逆転ストーリーがそれぞれコンパクトにまとめられており、当時のことを思い出しながらページを捲る手は止まらない。
プロ野球好き歴うん十年、自称それなりにプロ野球通なワタシですが、知らなかった話も少なくなく、予想以上の読み応え。
何よりも「起死回生」というタイトルが良いですね。
このノリで他の選手についても記してほしいなぁ〜と思うのはワタシだけではないはずです。
ホント。
M.J.KOZOU