8/24(木)、ビビディバビディブー。
今回のチラシは「ViViDeVaViDe (ビビデバビデ)」PC版。
トランプのポーカーをもとにしたゲーム。
5 × 5のゲーム盤に25枚のカードを配置し、縦・横合わせて10列それぞれ、できるだけポーカーの高い役を作る・・・というパズルゲーム。
ランダムに表示されるカードを5 × 5に配置していき、最後に10列の役を判定。
役毎に決まっている得点を合算し、ボーダーラインを超えていれば次のステージに・・・という流れ。
5 × 5と聞けば、アタック25からの発想?・・・と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、発想の源になったのはビンゴカード。
これを見た時にこのゲーム(ルール)、そしてFM-TOWNS用ゲームでフリーソフトで公開した"SUPER QUIZ GAME LIPS"(こちらは 3 × 3ですが)のルールを思いついたわけ。
もちろん本作もMacromedia Director で開発。
これまた、Macromedia Director で開発するには適していないのではないか等、あーだ、こーだと雑音はありましたがスルー。(苦笑)
短期間にMacintoshでもWindowsでもプレーできるゲームを制作するには他の選択肢はなかったのは事実。
結局のところ、ユーザーは何で開発されているかなんてほぼ無関心、無関係であり、楽しいゲームが安価で手に入れば良いわけですから。
このゲームはFM-TOWNS用に開発したフリーソフト「SUPER CARD GAME VIPS」をアレンジしたもの。
「SUPER CARD GAME VIPS」を発表した際、多くの方にプレイしていただいたこともありますが、何しろワタシ自身、この"VIPS"が自分が制作したゲームの中で最もプレイしたゲーム。
思い入れも強いゲーム。
後に依頼があり、内容そのままでプライスダウンしたものをコンビニで販売も。
おそらくきっと、新品のこの状態で保管されているのはワタシの手元にある1枚だけで、超貴重品のはず。(笑)
ちなみに、前述したFM-TOWNS用の「SUPER CARD GAME VIPS」はこんな感じ。
※ SUPER CARD GAME VIPS ct.I (FM-TOWNS)
※ SUPER CARD GAME VIPS ct.II (FM-TOWNS)
トランプの絵柄は会社の仲間。
この仲間がゲーム中に笑ったり、寝たり、くしゃみをしたり。
「住民付きゲーム」なんてサブタイトルをつけていたような気がします。(笑)
ちなみに「ViViDeVaViDe (ビビデバビデ)」、「SUPER CARD GAME VIPS」(ct.I & ct.II)のデザインをしたのはワタシ自身。
そういった意味では"VIPS"に限らず、フリーソフトのデザインは自分でやっていました。
販売版としてリニューアルした際、タイトルはそのまま"VIPS"にしようかと思ったのですが差別化のために新たな名前"ViViDeVaViDe"に。
正直なところ深い意味はなく、もとが"VIPS"だから V が頭にくる名前にしたいなぁ〜と思い、アレやコレやと考えていた時に出てきたのが・・・
♪ 面白い言葉だよ
♪ ビビディバビディブー
本家は Bibbidi-Bobbidi ですから別物ですけどね。(笑)
その後も、サクラ大戦3のPCソフトを制作させていただいた際にサクラ大戦バージョンを制作したり、スマホアプリでも作ったり。
※サクラ大戦3 〜巴里は燃えているか〜 デスクトップアクセサリーズ (Windows)
※ViViDe POKER (iOS)
※ViViDe POKER 2 (iOS)
スマホアプリ版は海外の方に多くプレイしていただきました。
PC版が自慢できるほど売れたわけでなく、スマホアプリも驚くほどダウンロードされたわけではありませんが、今でも時々「VIPSで遊んでいました!」等とメッセージ、DMをいただくことがあるゲーム。
繰り返しになりますが、自分が制作したゲームの中で最もプレイしたゲームなのは事実。
・・・あ、ちなみに、チラシ表紙(1枚目の画像)の左側にある「CD-ROM ¥3,330 ハイブリッド版」の丸いデザインは後付けのシール。
あろうことか、価格を入れるのを忘れた事をチラシが納品されてから気が付く・・・という大失態。
急遽シールを刷って、チラシ1枚、1枚に手作業で貼ったのは良い・・・いや、苦い思い出です。(笑)
ホント。
M.J.KOZOU