アルコール依存症回復日記 〜 飲まないで 生きる 〜



過去ブログを

自分に言い聞かせる意味を含めて

再録いたします。


2023/05/26 

記事です。



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2023/05/26 仕事は無事故で終業。

職場最上部からの風景。

京都タワーも見える。







明日は その京都タワー近くの総合病院で 胃食道静脈瘤検査。

そのため 今夜は絶食。

食事メニューを載せる代わりに 思うところを少し綴ってみる。

過去に記したことに重複する物もあるとは思うが、それこそが自分自身への言い聞かせとして大切なのだろうと思ふ。



今回の検査の発端は先週の 消化器内科の定期受診。

エコー検査で気になる部分があると 急遽 胃カメラ検査をして大きな静脈瘤が数か所、小さな物が相当数見つかった。


静脈瘤とは わしの理解では、肝臓から心臓へ戻る血液が通る静脈に瘤状の物が出来ると聞いた。


ちょうど 血液が少しずつ瘤に溜まり 静脈が風船のように膨れていく 肝硬変の症状だ。

膨れていくに連れ、血管壁が薄くなりやがて破裂する(静脈瘤破裂)

そして大量吐血へとなる。


わしは飲んだくれ時代の末期に2度、飲まなくなってからも1度(断酒から2年後)に静脈瘤破裂、大量吐血で入院した。


破裂前は血管壁 が薄く薄くなり、血液が透けて真っ赤な瘤になるが 今回はまだそこまで緊急性がないようだ。


ただ徐々に大きな瘤になるため 予防措置を取らなければならない。


どう予防措置を取るかを探るために今回の検査となった。



さて、

本当に久しぶりの静脈瘤出現。

しかも過去3回の破裂は全て寒い時期(実際、冬場は血管系の出血、吐血は多いらしい)


正直、安心しきっていた。

数年間 検査では全くの異常なし。

肝臓の数値も高いながらも安定。

体のダルさ、しんどさ、倦怠感はあるものの 少し眠れば楽になるし、腹水や黄疸などの肝硬変の症状は全く無かった。


そんな状態がず〜っと続いていて、肝硬変であることすら気にもしていなかったのだ。


だからといって 肝硬変が完治した訳では無い(そもそも肝硬変は不治の病)が 長〜い安定期の中で、肝硬変を甘く見すぎていたようだ。



検査で静脈瘤が見つかり、わしは肝硬変だと再認識出来た。







アルコール依存症という病気も同じかもしれない。

肝硬変と同じく 完治しない病気、アルコール依存症。







飲まない日々が続き、

飲みたいという欲求もなく、

飲まないで普通に働き、

飲まないで普通に生きている。


それでも わしは正真正銘のアル中患者なのだ。



そんなことを思い出させてくれた 今回の静脈瘤発見である。


きっと、

わしの中の神さまが、

『OKKUN、油断するなよ』

と、言われているのだろう。



と、キリがいいので ここら辺でこのブログは終わる。


書き過ぎは 高揚感に繫がり、

高揚感は飲酒欲求につながるからだ。





明日も一日、

飲まないで 何かが出来ますように。





苦しむ肝臓さんと、飲んだくれ時代の わしにそっくりのイラストは、

無料素材の

『いらすとや』さん

からお借りいたしました。


『いらすとや』さん、いつもありがとうございます。




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