現在の彼との話までもう少し時間がかかります。
過去があっで今の私がいるため、過去にきちんと向き合っている最中です。
もうしばらく過去の恋愛遍歴にお付き合いください。
そして私はデリヘルを続けたまま彼との不倫が始まりました。
いつも彼はとても紳士でスマートでした。
いつでも私に敬語でゆっくりと話し掛けてくれました。
秋には紅葉を見ながらドライブ。
箱根の富士屋ホテル、日光の金谷ホテルまで食事へ連れて行ってくれました。
諏訪湖がキラキラしていて綺麗なんです。
この季節の中禅寺湖は黄金色に輝いて綺麗なんです。
などたくさん綺麗なものを見せてくれました。
中禅寺湖の途中で車から降り、その日は風が強くて。
後ろから抱きしめられ、とてもロマンチックでした。
その他にも色々な場所に連れて行ってもらいました。
週に最低でも1回は会い、毎日LINEをし。
たくさん愛し合いました。
近場で会う際にはお互いに車である駐車場で待ち合わせて、彼の車で目的地まで向かい、帰りはいつも決まった信号で私はハザード、彼はクラクションを軽く鳴らし、さよならをしていました。
もう、全てが当たり前のような生活になっていました。
そんな事を半年くらい続けていたある日。
突如私に不安感が襲いました。
【いつまでこの生活を?】
そんな不安感でした。
相手には奥様もお子様もいて、私よりも20上で年もとっていく。
この人とは一生一緒にはなれないのに。
ハマって抜け出せないというより、当たり前になっているのがとても怖く感じました。
同時にとても愛してしまっている恐怖。
この愛は一体どんな結末を迎えるのか。
しかし、これは本当に愛なの?と考える事もありました。
以前に分からなくなってしまった愛について混乱をしていました。
これが愛なんだ。と思える事はあった。
けれどそれが本当の愛?
何が本当の愛?
とても苦しんだのを鮮明に覚えています。
そして私が悩み始めたと同時くらいでした。
彼の可愛がっていたわんちゃんが亡くなってしまったんです。
そこから会う機会が減っていきました。
そして会わない事により、彼も少しずつ愛情表情が減っていきました。
そして話を一気に飛ばしますが、会えない時間が増えると同時に、愛ではなかった。
私の胸に何か正体は分からないけれど炎が点火され、今はその炎がまだ微かに燻ってる状態なんだと。
あれは愛ではなく、一瞬ときめいて、相手がよく見えていただけの尊敬というものに恋をした。
彼の本質を好きになった訳では無く、愛するという行為を楽しんでいただけだったんだと。
ようは恋愛ごっこ。
それを楽しんでいたんです。
しかし、山火事もそうですが、一度燃え上がった炎は簡単には消えず、微かに燻り続けていました。
情なのか未練なのか。
未だによく分かりません。
しかし、その情だか未練だかを綺麗に消さなければ終息にはならないと思った私は、彼に言いました。
「もうこのままですとお互いに良くないので、もうおしまいにしませんか?」
すると彼はこう言いました。
「もう、あなたに飽きました。立派になりなさい。」
言い返す言葉もありませんでした。
まさかの飽きました発言。
しかし、優しさも感じました。
天の邪鬼な所が多少あった彼でしたので、何を考えているのかも最後は分からなかったですが
「まだ君の事が好きです。」
なんて言われたら永遠に燻りかねない。
あれで良かったんだと思います。
素敵な経験をたくさんさせてくれた彼には感謝しています。
ありがとう。
彼との不倫はそこで終わりました。
風俗嬢として稼ぐだけのシングルマザーに戻った日でした。