マイケルジャクソンの数あるショートフィルムの中でも、
一番驚愕させられたのがこちら、BLACK OR WHITEです。
特にラストの、フレッド・アステアにインスパイアされたような、
繊細かつ豪快なダンスは必見。
高校生の時、初めてこのショートフィルムを見て、
「ダンスだけでこんなにも感情を伝えられるんだ…!」と、
その表現力の高さに驚いたのを覚えています。
◆キャッチーなメロディに乗せて、様々な国の人々とダンスをしながら、
人種差別について歌いあげる前半部分。
◆黒豹がマイケルへと姿を変え、裏路地に入って、
彼自身のボイスパーカッション、
ステップの音のみが木霊する、無音の空間で踊り出す後半部分。
この2つのシーンからなる構成となっています。
「性的で暴力的である」と、当時物議を醸し出した、後半部分のダンスシーン。
マイケル自身は、自分の抱いている怒りやフラストレーションを表現した、
とインタビューで答えていましたが、この爆発した感情表現には、
見ていて思わず震え上がってしまうほどです。
ここで生み出される異常な"緊迫感"は、
"明快な曲"から、あえて"無音"の空間に変わる、という
大きなギャップにもよるものだと思います。
7:26辺りの、強風の吹きすさぶ中、佇んでいる姿は、
まるで"武士"のようなオーラすら漂っているように感じますね。
「成敗いたします!」と言っているようなw

そして"刀を抜く"が如く、シャープに繰り出すこのポーズ!!
渋すぎです!!!
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