朝起きられない思春期の子どもたち。


怠けているわけでも、やる気が無いわけでもないのに、誤解されがちですが


実は、

思春期特有の身体の成長と脳の発達の🧠アンバランスが原因。


そもそも、成長そのものがストレスになっているのです。




前回のブログはこちら




2回目の本日は

思春期の心の状態について

書いていきます。





私は思春期



専門の小児科医ではありませんので

前回同様、



思春期の不定愁訴を専門に研究していた

小児科医


故・北島晴夫先生のインタビュー記事を

前半では引用させていただきます。


引用元

MedicalASAHI メディカル朝日

2004年 8月号 P.14-17

インタビュー 思春期の子供の体にもっと理解を/「あいあいキッズクリニック」北島 晴夫

(国会図書館 関西館より

データベース資料遠隔複写にて入手)


思春期の問題で病院に通ってくる方は

中学受験経験者が多いようです


自由意思が自分ではっきりしないうちに、

親の意思で中学受験をします。




小学校では成績が良く褒められていたけれど、


出来る子ばかりが集まる中学に行くと相対的に成績が悪くなる。



自信が失われるうえに親は

「何でこんなに出来ないんだ」

と、非難する。




心のエネルギーがしなびて、

いろんな症状が出てきます。



人の心は子どもに限らず、

褒められたり

認められたり、

存在そのもの

ありのままを受け入れられれば嬉しく



非難されればしぼんでしまいます。



私はこのクリニックで

しぼんでしまった心のエネルギーを

膨らませる仕事をしていると思っています。




具体的には、親、

特に母親に変わってもらうことが、

仕事の重要な部分です。



人の心は鏡と同じように出来ています。



穏やかに優しく話しかけると、

相手も穏やかな気持ちになる。



厳しく嫌な態度を取る人の前では、

こちらも反発的な心になる。




この心の構造を利用して、

子供の発言を遮らずに聴く会話方法を

母親に習得してもらいます。



親の意見やアドバイス、価値観を伝えることはやめて、

黙ってひたすら聴く。







心の問題の多くは、

気力の低下を伴います。



目がうつろ、

肩が落ちている、

言葉が弱々しいなどは精神的なストレスの徴候です。


不安、抑うつ、苛立ちなど

子供たちに自覚症状が無くても

注意が必要です。




思春期の特徴は自立です。


自分でやりたい。

自分で決めたい。


と言う衝動を大人が押さえつけようとするから、

子供は

「うるさい」と叫ぶ。



それを見て、

「あ!親に(教師に)反抗している」


と大人は思うわけです。


でも、実は、

子供の自立を押さえつけようと反抗しているのは親のほうなんですよ。





子供というのは、

心のエネルギーや意欲があれば、

放っておいても自分の道を切り開いていける。




ひとたび、いい循環に入ると

母親は、


「私が黙ることで子供がこんなに明るい表情になるなら、

もう少し頑張って(黙って)みようかな」


と思える。




自分の子が元気になるのが、理屈なしにうれしい。








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ここからは私の個人的な言葉です

かなりデリケートな言葉が並びます。







思春期って


本当に


言葉で表せないくらい

本当に色々な事があって、、、。




女の子は小学生から生理が始まって

四十代、五十代で閉経するまで

毎月毎月

オマタから血が🩸垂れ流しになるわけです。。。


生理中でも女性は平気な顔して日常生活をしていますが、


もしも衣服を着ていなくて

ナプキンもあてていなかったら

みんな血だらけなわけ。。。。。


子供産むとか産まないとか関係なく

みんな

そんなおもいを何十年もしてるの。。


だから、


少し理解してほしいのが本音です。





胸も膨らんで来て、

ブラジャー付けたり。。。。


制服の夏のブラウスとか着ると

透けたりとか。

気になりませんでしたか??


あと、

真冬でも制服がスカートで

物凄く寒かったり。。


ムダ毛とかも、とても気になるしね。






男の子だって

声変わりに

勃起や夢精、


同じ学年でも体格の差が凄く出たりして


嫌でもさ、

周りと比べてしまったり、、


からかわれたりする事とかもあるかも知れないし、、、。



マラソン、持久走で

身体的に弱かったり、個人差があっても

女子よりも随分と長い距離を走らなきゃいけなかったりとか




私は女性だから

細かくはわからないけど


男の子なりに、

我慢してる事って沢山あるのかも。。


あとは、、、

男女共通で

脇毛とか陰毛とかね。


もう、

嫌でも生えて来ちゃう。。。。


あれは、

本当に衝撃的ですよね、、、、







全然その気が無くても

ぼんやり見てるだけで

えー、やだー!

あの人の事好きなんじゃない?とか

友達にからかわれたり、


親に理不尽な事で怒られたり、

兄妹で差別されたり、、




私個人的に、

思春期に嫌だった事は

前に書いた父が性的ないたずらをしてきた事ともう一つ



小学校高学年から20代半ばまで

顔中、身体中ニキビだらけだった事。



本当にそれが毎日苦痛でした。。



原因はね、

サラダ油とマーガリン。


厚切りトーストが大好きで

マーガリン、知らずに沢山塗ったパンを毎日食べてました。。


菓子パンとかファーストフードとか

ドーナツとかも友達と良く食べてたし。


トランス脂肪酸でしたね。


令和の今はだいぶ減っているみたいですが。



私の場合は、

それらを摂取するのをやめて


煮物や野菜、果物、などバランス良く食べるようになったら

治りましたが。。







とにかく、

ただでさえ不安定な思春期に

これだけ身体に変化が起こるわけですから





心のバランスも


崩しやすいよね、、、、。





我々も通り過ぎて来たハズなのに

いつの間にか

忘れちゃうのね、、、、








思春期、、、、


まだ大人になり切れてないのに



大人になるって

私は

恐怖もあったな、、、






大変だよね、













次は思春期に見られる病気について書きます。