9.5 COMMUNE Vol.1 新木場Studio Coast。 | 水底

水底

日常のあれこれ。

発表された時からずっと楽しみにしてたイベントでした!

フロア内はブラックライトに包まれていて薄暗く、

BGMがずっとループし続けているというかなり怪しげな雰囲気でした。

いつも通り下手側後方で見ました。



1番手はギルガメッシュ


01. gravitation
02. お前に捧げる醜い声

03. Drain

04. CRAZY-FLAG

05. patchwork

06. Break Down

07. VOLTAGE

08. evolution


ここ最近のライブは見ていなかったので、ノリについていけるかなー?って不安もあったんですが、

1曲目からハイスピードで攻め立てるライブは、以前にも増してめちゃくちゃカッコ良くって♪

そんな心配必要なかったじゃん!って位終始楽しんじゃいました★

お前に捧げる醜い声も良かったけど、 DrainとCRAZY-FLAGはそれ以上にアガったなー。

でも、まさかトップバッターだとは思わなかったので、

まったりとドリンク片手に見てしまった自分が情けない(笑)

久々だったしもっとちゃんと見たかったよー!って後悔先になんとやら…です。


MCでは

「千葉県からやってきましたギルガメッシュです」
と自らの出身地を高らかに宣言!


「このメンツだとトップバッターは俺たちしかいねーんじゃねーかなって勝手に思ってます」


そうさらっと言ってのけた左迅くん、なかなかにカッコ良かったです♪


そんな左迅くんは、ライブが楽しくて楽しくて仕方ないみたいで。

フロアにいたファンの上に立って歌うパフォーマンスとか、

歌詞の一言一言をしっかりと届けようとする姿に、フロントマンとしての成長の跡を感じました。

同時に、ギルガメ自体がすごく大きくなったんだなーって実感したりもして。


ラストは定番のevolution!

文字通り場内が一つになって暴れまくっててすげー楽しかった♪


最後に弐くんがマイクを握って

「めっちゃ楽しかったです!」

って言ってくれて!

見てるこっちも同じ気持ちだったから、言葉にしてくれた事がすごく嬉しかったです。


終始、ポジティブなパワー炸裂で、スケールの大きいサウンドを聴かせてくれて。

このタイミングで彼らを見ることができてとても良かったです。

今後がますます楽しみだなー★



2番手は、NOCTURNAL BLOODLUST。


01. DESPERATE

02. Obligation

03. Ⅰ-Ⅴ-Ⅲ

04. Punch me if you can

05. V.I.P

06. VENOM


白い衣装を着たCazquiくんがヒラヒラ舞う姿はまさにV系!って感じでしたが、

最初の方で転倒するというハプニングが!

でも、それが逆に安心できたというか。感じていた距離感がぐっと縮んだというか(笑)

結果、そこからは変な壁を感じずに見ることができました。

音楽的には、ハードロック+ジャパメタ、といった感じで、アー写のイメージよりも男らしかったです。


数年前に見た時は、ライブハウスで後方だったしほとんど見えなかったんですが、

その時とは音楽性もステージングも違ったように感じられたかな?

とにかく、Voの尋くんの腹筋が凄くて、ことあるごとに目がいってしまいました(苦笑)


MC含め、お客さんを煽るのが上手くて、初見でも気兼ねなく楽しめて。

曲も、激しい中にも聴きやすいとこがあって、以前見たときよりもすんなりと受け入れられた気がします。

なんかの曲で、バックドロップにバンド名がドーン!ってなってたのがカッコよかったです。

全員が絵になるバンドって印象でした。



3番手は、DEZART。


01. 「嘔吐」

02. 「誤解」

03. 「絶蘭」

04. 「不透明人間」

05. 「遺書。」

06. 包丁の正しい使い方~思想編

07. 「秘密」

08. 包丁の正しい使い方~終息編

09. ghost


この日一番気になったのが彼らのライブでした。

誤解を恐れずに言うならば、蜉蝣っぽくもあり、ムックっぽくもありといった感じで、

ヘヴィーな中にも昔懐かしい閉塞的でダークな匂いを感じるというか。

曲も振れ幅があって、聴いていくうちにぐいぐい引き込まれる感覚があって、

視覚的にも、次に何が起こるか分からない雰囲気もとても良かったです。


途中、Voの千秋くんが、GtとBaに向かって


「チューニング狂ってるから直して。」


って命令したかと思えば、

BaのSaZくんがBaを弾くのをやめて客席にダイブ!

すると、主のいなくなったBaを千秋くんが突然手にして


弾いた!


VoがBa弾くバンドなんて初めて見た気が…(笑)

そしてひとしきりBaを弾いた後、千秋くんが、


「曲終わらせるからBa戻ってこい。」


とSaZくんに呼びかける…


なんてフリーダムなんだ!(爆笑)


そんな感じでステージ上が無法地帯というか何でもアリな空気なのに、

なぜかメンバー内の秩序はきちんと保たれてるといった感じで。

土下座してヘドバンなんてこともあったりで、終始、飽きさせないステージ展開は見事の一言でした。


ハードなんだけどメロディアスで、突拍子もないことをやりつつもいたるところにセンスを感じるというか、

ひと昔前の様式美もちゃんと受け継がれてる気がしてなぜか心地よかったなー。


最後にやった曲が特に印象に残りました。

なんかの機会にまた見たいバンドの一つかな?



4番手は、D'ERLANGER。


01. Dance naked,Under the moonlight

02. Singe et Insecte

03. Angelic Poetry~Satisfaction(44MAGNUM)

04. LULLABY

05. Skelton Queen

06. CRAZY4YOU


ステージに板付きのまんまで登場。
お馴染みのモンキーダンスだったり、

kyoさんの「トキオー!」の煽りだったり、

ファンの皆様のノリ含め、これぞデランジェ、といったライブを見せてくれました。


コール&レスポンスではよくわからないお客さんにkyoさんがコールを訂正するというシーンもありましたが(笑)

事務所のイベントということを意識してか、マグナムの曲をちょこっと挟んだりと、

さすがというべきか、大人の余裕ありまくりのステージ。


でも、MCではぐっとフレンドリーに接してくれて。

「デランジェを初めて見るお嬢ちゃん、どの位います?」ってkyoさんが聞いた後、


「他のバンド見てたけど、多分ね、うちのバンドが一番怖くないよ」


!!!!!


「こんなMCしたバンドいないでしょ?」

「大体みんなウワァーーー!(シャウト)って」


…確かに(笑)


でもそうやって淡々と諭すデランジェが一番…(笑)

こういう戦い方もあるんだなーとなぜか感心してしまいました。


最後、楽器隊とkyoさんのシャウトのセッションで幕が下りるという、珍しいシーンも見れて。

これは貴重だったんじゃないかな?と思います。

にしても音大きかったなー。

CIPHERさん、いちいち伊達男だったなー(笑)



トリは、MUCC。


01. 睡蓮
02. ENDER ENDER
03. 塗り潰すなら臙脂
04. 遺書
05. 25時の憂鬱
06. 蘭鋳
07. MAD YACK
08. TONIGHT


こちらもデランジェと同じく、板付きで登場。

いつもと違ったところといえば、

逹瑯くんが髪を巻いていて、ミヤくんがメイク強め、YUKKEは可愛い感じ。

ただ一人SATOちくんがいつも通りイケメンでした(笑)


睡蓮でスタートしたライブ。

ENDER ENDERではYUKKEがBaを回さなかった(回せなかった?)というシーンもありましたが(笑)

対バンの熱さに対抗するかのように、いい緊張感、良いテンションで進んでいきました。


久々の臙脂は、冒頭の逹瑯くんのシャウトがなくて残念だったけど、

楽器隊のグルーヴは当時より数段カッコ良くって!

でも、続く遺書はなぜかちょっとだけ物足りなく…

その理由が見当たらずやきもきしてた時、


突然、逹瑯くんがマイクで胸をガンガン打ち付けてきて。


それが生きている事の証であるような、鼓動の音の様に聞こえてきて。

死の瞬間に生を感じさせるパフォーマンスのような気がして、久々に凄いなぁと思いました。

そのあとのシャウトもすごいカッコよかったな。


ちなみに、この曲ではNOCTURNAL BLOODLUSTのCazquiくんがゲスト参加していました。


25時ではYUKKEの友達が登場♪

照明がもうちょっと派手だったらなーと残念に思ったりもしましたが。


残念といえば、MCで逹瑯くんが、このイベントがぎりぎりソールドアウトしなかったことを報告していました。

でも、


「こっから始まりっしょ。」

「次も来たいって思えるようなイベントになったんじゃないかと思います。」


って実感をこめて言った逹瑯くんの顔は清々しくて。

確かにそうだなーって思えたことも嬉しかったりして。


そんなイベントを仕掛けた張本人ということで、珍しくミヤくんも少しだけ喋ることに。


「こっからじゃねー?」

「1回目の目撃者になってくれたみんなに感謝です。有難う。」


って言ってくれたミヤくん。

メンバーの素直な気持ちが、ちゃんと言葉で聞けて嬉しかったです。


そこから再びゲストが登場。

逹瑯くんが紹介しようとしたらすでにGtを持ったDEZERTの千秋くんの姿が★

もういるじゃん!みたいなこと言ってましたが、逹瑯くんビックリした顔してたなー(笑)


こんなMC明けから始まった蘭鋳は、不意打ちすぎていつもの騎馬隊も追いつけず…な状態(笑)

全員を座らせての全員死刑のあとは、

手に持った水鉄砲を発射しまくる忙しそうな逹瑯くんを横目に、

ミヤくんがサビを歌うという奇襲攻撃?暴挙?(笑)まで飛び出し!!

こちらもほんとに無法地帯状態。

MAD YACKで大暴れして、

ラストはやっぱりのTONIGHTで締め。


最後、SATOちくんが下手にあったイヤフォン?を拾って退場する姿がステキでした(笑)


逹瑯くんのシャウトがいつも以上にカッコよかったし、

ミヤくんのコーラスからも並々ならぬ狂気を感じられたし(笑)

メイクやセトリからもちょっと前の危ない空気を感じられて良かったです。



イベント全体としても、統一感がありつつも何が起こるかわからない感じがスリリングだったし、

長丁場だったけど終始飽きずに見ていられた事が何よりも嬉しかったなと思います。

やっぱり大阪も見たかったなーと。


これから2回、3回と、息の長いイベントになってほしいなぁと切に思います。

出演されたバンドの皆様、お疲れ様でした★


やっぱり硬派なバンドっていいな♪