今日も体温が37.0℃と、絶好調のみずとです(風邪を引いているわけではありませんよ)。
今回の記事は朝ごはんについて、書いていきたいと思います。
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朝ごはんをとった方がいいのか、とらない方がいいのか、という議論がありますが、僕はとった方がいいと思います。
実際、僕もしっかりと朝食をとるようになってから体にいい変化を感じています。
では、なぜ朝ごはんをとった方がいいのか。
朝ごはんのメリットについて紹介しましょう。
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①体へのエネルギー補給
眠りから目覚めた体は、昨夜に食べた夕飯から何も食べていない状態です。
英語で朝ごはんのことを"Breakfast"と言いますが、これは"fast(断食)"を"break(打ち破る)"というのが語源です。
昔は夜6時にご飯を食べ、朝まで12時間以上もの間何も口にしていなかったので、いってみればちょっとした断食ですよね。
これから一日活動するためのエンジンをかけるタイミングで、体が動くために必要なガソリンを補給する必要があります。
これがないと、体を動かしたり、頭を働かせるためのエネルギーが十分にない状態なので、午前中にいいパフォーマンスを出すことができません。
実際、学生を対象にした研究でも、朝ごはんをとる習慣のある子どもの方がテストでいい結果を出す傾向があることが立証されています。
このBreakfastをスキップして、いきなり昼ごはんを食べるとどうなるか。
朝を食べていないと、昼になるころにはお腹がペコペコなので、朝を食べない人というのは、昼食をかなりしっかりとる人が多いです。
しかし、胃の中に長く食べ物が入っていない状態から、いきなりたくさんのものや、油っこいものをとると、体に負担がかかります。
しかも、体は長らく食べ物を求めている状態になっているので、食べたものからより多くのエネルギーを吸収しようとします。
これが肥満にもつながります。
また、食べ物を食べると、体の代謝が上がりますが、この効果は朝が一番高いです(こちらの記事を参照)。
②体が目覚める
ご飯を食べると、
まず顎を動かし、歯で食べ物をかみます。
これが脳への刺激になります。
そして体は食べ物を受け入れる準備をします。
胃腸が動き出し、吸収された栄養素を吸収し始めます。
臓器が働き始めることにより、全身の血流が上がります。
これにより、全身の細胞に酸素と栄養が行き渡ります。
クリスマスツリーの豆電球が一つ、また一つと灯るように、全身に血液が回り、体温も上がります。
体が温まり、頭もスッキリします。
③便通がよくなる
腸の中に食べたものが入ってくると、腸の壁がひっぱられ、その刺激で"ぜんどう運動"というおおきなうねりのような運動を腸が始めます。
これによって、便が先へ先へと送られ、排便へとつながります。
そしてこの腸のぜんどう運動は、朝がもっとも活発に起きるタイミングなのです。
なので、その朝にご飯を食べて、腸に刺激を与えることは、良い排便リズムを作る上で非常に有効です。
逆に、このタイミングでものを食べないとそのチャンスを逃すことになるので、便秘になりやすくなります。
④食生活の調整
バランスのいい食事、野菜をたっぷり摂る。
わかってはいても、なかなか難しいですよね。
特に、昼は外食だったり、夜は飲みにいく、とかになると、食べる物も味付けも、なかなか自分でコントロールできません。
しかし、朝ごはんを自分の家で食べれば、これはすべて自分で選べるのです。
朝ごはんを体にやさしいものにすると、全体の食生活にもいい影響があります。
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このように、朝ごはんを食べることには多くの魅力的なメリットがあります。
ビジネスパーソンですと、年収500万円以下の人と、年収1000万円以上の人を比べたときに、年収が高いグループの方が朝食をとっている人の割合が高いという研究データまで出ているのです。
「そうは言っても、朝はお腹がすかないから…」という人は、夜を軽めにしてみてください。
朝が食べやすくなると思います。
後は食事は習慣なので、最初のほうは多少無理してでも食べてみると、慣れてくると自然に朝食べられるように変わってきます。これは体験談です。
最初はバナナ一本でも、自分が食べやすいものでいいと思うので、小さなハードルから始められるといいと思います。
プラス朝食で、よりよい生活を!
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