前回は、活性酸素が何なのか、そして活性酸素が引き起こす健康被害について書きました。
活性酸素はなかなかやっかいなやつだなということがおわかりいただけたかと思います。
今回は、その活性酸素が発生する原因について書きます。
これを知ると、現代に生きる私たちは、より活性酸素に関して気を配る必要があることが実感できます。
●活性酸素を発生させる原因
活性酸素を発生させる原因には、以下のようなものがあげられます。
・激しい運動
・喫煙
・飲酒
・紫外線
・放射線
・電磁波
・大気汚染
・農薬・医薬品・洗剤
・食品添加物
・ストレス
ここで一つ断っておきたのですが、活性酸素は何も100%体にとって害があるわけではありません。
活性酸素は、細菌、ウイルスや病原菌など、体内に侵入した外敵を撃退してくれる味方の役割も持っているのです。
ただ、これが多すぎると体を傷つける方に回ってしまうわけです。
そして、上の活性酸素の発生原因で挙げたように、現代は活性酸素の発生する要因であふれています。
●現代は活性酸素の発生要因がいっぱい
特に、放射線、電磁波、大気汚染、農薬、医薬品、洗剤、食品添加物に関しては100年前はほとんど存在しないようなものでした。
ストレスがここまで多い社会が到来したのも、わりと最近のことでしょう。
つまり、現代に生きている私たちは、これまで人間が経験したことのないような量の活性酸素にさらされる暮らしを強いられているのです。
また、特に今は2011年3月に発生した福島第一原子力発電所からの放射能漏れにより、通常浴びるより多くの放射能を浴びており、これによってたくさんの活性酸素が体内で発生しているのです。
よって、その活性酸素の影響をなるべく最小限に抑えるような対処が必要となってきます。
●農薬や食品添加物がなぜ良くないか
農薬や食品添加物は化学物質で、体内では"異物"とみなされます。
そうすると、体はそれらの異物を吸収しないように、すばやく撃退しようとします。
そこで使われる武器が活性酸素なのです。
つまり、たくさんの農薬や食品添加物が体の中に取り込まれると、それをやっつけようと、体内では大量の活性酸素が発生することになります。
これは、医薬品でも同じことが起きます。
食品添加物がたくさん使われている、いわゆる加工品は要注意です。
また海外との比較になりますが、アメリカ、カナダ、オーストラリア、EU、そして韓国でも、食品に使用した添加物はすべて表示する義務があります。
日本はどうかというと、"一括表示"と言って、似たような働きをする添加物はまとめて表示することができるのです。
たとえば、油と水を混ぜることのできる乳化剤は、同じ製品の中でたくさんの種類が使われていることが多いのですが、これらはまとめて『乳化剤』と書くだけでOKなのです。
もしこれらを一つひとつすべての化学物質を列記すると、カップ麺などではカップの回り全部を使っても表示しきれない、とも言われています。
これだけ大量の添加物を摂ると、どれだけ大量の活性酸素が体内で発生するか、考えただけでも恐ろしいです。
このように、今の時代、私たちの身の回りには活性酸素を発生させる原因がたくさんあります。
よって、まず大切なのは、これらの原因をなるべく減らすことです。
禁煙するのもそうですし、食品添加物の多い加工品を食べないようにする、なるべく薬に頼らないなど、すぐにできることもたくさんあると思います。
次回は、これらの原因で発生した活性酸素を打ち消してくれる救世主、"ファイトニュートリエント"についてお話したいと思います。
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