みなさんは自分の平熱って知ってますか?
ちなみに私はだいたい37.0℃が平熱です。
体温って朝がもっとも低い時間帯なのですが、さっき起床後1時間で計ると36.7℃ありました。
(こんな感じ。)
昼間に計ると37℃はあります。
一度、インフルエンザのワクチンを接種する時に病院で体温計を渡され、体温を計ると37.2℃あり、先生に「えっ!風邪じゃないですよね?!」と驚かれました。
実は今、低体温の方が増えています。
低体温とは、具体的に言うと、平熱が36℃を下回っていることを指します。
健康な人の平熱は36.5℃~37.1℃です。
低体温は実は様々な不定愁訴や病気の原因になります。
肌荒れや便秘のような軽いものから、重いものだとガンまで、低体温が引き起こす病気には様々なものがあります。
ガン細胞は健康な人でも毎日体の中で生まれているといわれますが、ガン細胞がもっとも活発に増殖する体温が35℃台なのです。
体温が1℃低下すると、体の中の免疫力は30%も下がると言われます。
免疫が下がることによって病気を引き起こす細菌やウイルスから体を守りきれずに病気にかかりやすくなってしまいます。
ガンの患者さんも35℃台の人が多いそうです。
体温が低いとなぜ免疫が低下するのか。
理由は二つあります。
一つが、血の巡りが悪くなること。
免疫というのは、白血球という血液中の細胞が担っていて、血流に乗って全身を巡り、病原菌やウイルスをパトロールしています。
しかし、低体温で血行が悪くなると、細菌やウイルスに十分反応できなくなってしまうのです。
これにより、細菌やウイルスと戦う戦力が集まらず、結果的に発病してしまいます。
そしてもう一つが酵素の働きです。
体の中には代謝を担う代謝酵素という酵素があります。
代謝というのは、実はものすごく大事な考え方で、これを勉強すると、すべての健康が代謝に基づいているということがわかるのですが、
代謝とは生きていることとイコールです。
たとえばご飯を食べて、そのご飯がエネルギーに変わって体を動かしたり、物を考えたりできているわけですが、
このご飯をエネルギーに変えている行為が代謝です(代謝は他にもあります)。
この時、ご飯→エネルギーという化学反応を起こしているのが酵素です。
酵素がきちんと働いているおかげで私たちは生きているのです。
この酵素の働きが十分でないとうまく食べ物をエネルギーに変えられなかったりします。
他にも体の中の老廃物をうまく処理できなかったりして、疲れやすくなったり、病気になりやすくなったりするのです。
体の細胞を生まれ変われせている新陳代謝も酵素が働いて行われているので、肌荒れや髪にツヤがなかったりといった状態も引き起こします。
そしてこの超重要な酵素の働きのレベルを決めているのが体温です。
酵素がもっとも活躍できる温度が37℃台なのです。
つまり、低体温の人は酵素が十分働けない状態に体がある、ということです。
このように、体温を正常なレンジに常におさめておくことは健康を保ったり、美容を考えるうえで欠かせないことです。
ちなみに、私はもともと低体温でした。
つい2年前まで平熱は35.6℃で、36℃台後半になろうものなら体がだるく、微熱だなという感じでした。
それが今では37℃が平熱です。
そう、平熱は上げることができるのです。
ではどうすれば平熱を上げることができるのか。
それはまたの機会にまとめてみようと思います。
みなさんもまずはぜひ、一度自分の平熱を計ってみてください。
特に若い女性の方は低体温が多いので、要注意です。
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