なぜ給料が二極化するのか? 年収200万円と800万円の人という記事を見つけました。
これを読んで感じるのは、やはりこれからの10年で本格的に"働き方"が変化するということ。
というか、実はすでに変化は起きていて、この記事の中の給料の減り方のグラフを見てもわかる通り、1997年を境にサラリーマンの平均所得は減り続けています。
しかし、この変化が緩やかであり、また、生活できないレベルまで下がっているわけではないので、なんとなく変化を体で感じるほどではないのです。
いわゆる茹でガエルの法則というやつで、ゆるやかに熱された湯に使ってると気づかない間に茹で上がってしまうのです。
最近、「ここ10年で世の中の働き方が劇的に変わる」という情報をあちこちで目にするようになりました。
ノマドという働き方が出てきたのもそうですし、今売れているロンドンのビジネススクールの教授が2025年の未来について書いた『WORK SHIFT』もしかり。
こういう情報に触れていると、これからの10年をどう過ごすかで人生の充実度もまったく変わってくるんだろうなということを強く感じます。
よく、「独立」とか「フリーランス」というと、「不安定だ」という印象を持っている人がいるのですが、では"安定"とは何なのでしょう。
これからこれだけ大きく世の中が変化していく中で、変わらずにいよう、今のままをキープしようという考え方は私からするとものすごく不安定な生き方に見えます。
時代は常に移り変わり、変化していきます。
おそらくこれからは多くの人が予言しているように、その変化の角度が急になってくる。
そんな中で現状維持という考え方は通用するのでしょうか。
私は、究極的には"現状維持"というのはないと思っています。
あるのは進化か衰退のみ。
歴史を見てみてもそうです。
進化の過程の中で生物は淘汰され、環境の変化にうまく対応し、自らを変化させたものだけがこれまで生き残ってきました。
時代の流れを読み、常に変化し続けること。
それこそが究極の安定だと思います。
その変化を捉えて自分を変えていける人と、そうでない人の格差がこれから大きくなっていき、その一つの結果が冒頭に紹介した記事にある「所得の格差」につながっていくのだと思います。
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