労災事故で城南衛管に改善措置指導。水谷は全施設の安全対策を要求。 | 水谷修・京都府議会議員(宇治・久御山)です。

労災事故で城南衛管に改善措置指導。水谷は全施設の安全対策を要求。

労災事故で城南衛管に改善措置指導。
労基局がプラ梱包機に自動停止装置などを求める指導文書。

今年1月、城南衛生管理組合のリサイクルセンター長谷山で、運転委託業者の従業員がプラスチック製容器包装の圧縮梱包機に腕を挟まれ切断する労災事故が発生した。
マニュアルでは運転中に点検口から手を入れることを禁じているが、従業員が運転中に点検口を開け手を入れてしまい発生した事故だった。

2月14日の城南衛生管理組合の議会総務委員会で、水谷が「機械の運転に危険があれば停止するようにするのが機械運転の大原則だ」「点検口が開けられたら自動的に停止するか、停止してからしか点検口が開けられないようにすべき」と指摘した。これに対し、城南衛管当局は点検口が1000箇所以上もあり物理的に困難だと答弁した。

ところが、翌15日に南労働基準監督署が、城南衛管と極東サービスエンジニアリングに文書指導があった。
改善措置の内容は、「梱包機の点検口、その他労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所について、扉が開放された際に機械の運転を停止するインターロック機構の設置を検討すること。改善状況を3月15日までに報告することなどであった。

2月22日の城南衛管予算委員会で、水谷が再び取り上げた。
太田施設部長は「運転に支障がなければ鉄板で蓋をする。必要ならセンサーをつけて開放時に自動停止するように検討する」と答弁。
他の施設についても、労基局が言及していることから、水谷は城南衛管の施設について、自動停止装置の検討をすべきであること、城南衛管の安全衛生委員会を開き対策を協議すべきであること、必要な予算措置を講じることを質問した。

太田部長は「類似箇所を調べており、同様の対策を検討している」と答弁。野田事業部長は「対策の状況によっては予算措置を検討したい」「安全衛生委員会で協議する」と答弁した。

水谷は、城南衛管の施設のすべてでの安全対策が行われるよう今後とも取り組んでいきたい。

 

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