宇治の求人数が対前年比2割減 | 水谷修・京都府議会議員(宇治・久御山)です。

宇治の求人数が対前年比2割減

 宇治市の雇用情勢が落ち込んでいる。

 有効求人数が1年前に比べて約2割も減少している。

 全国も、京都も、求人数が増えているのに、宇治ハローワーク管内の求人数が減っている。これは企業流出や廃業が相次いでいることによって、求人数の減少が起きているのだろう。

 宇治管内における2015年10月の有効求人数が5441人であったのが、16年10月は4428人と18.6%落ちた。同月の求人数は対前年比では全国でも京都でも増えているのにもかかわらずだ。

 

 働く場所・企業の廃業と市街流出が相次いで、若者の働く場所が減少しているうえに、保育所待機児急増、教育環境など子育て施策の後退によって、子育て世代の人口流出が続いている。悪循環に陥っている。

 

 工業・商業の新規創業・開業への支援、子育て施策の強化など行政施策のシフト変更が急がれる。