おはようございます。水谷です。
にきび治療薬は下の写真のように様々な塗り薬があります。(これ以外にもあります)
患者様のニキビの状態によってその方のお肌に合う外用剤を処方するのが皮膚科専門医の腕の見せ所だと思っています。
この中のディフェリンゲルについて今日は書きたいと思います。
ディフェリンゲルはアダパレンというレチノイドから言うとされた物質が主成分の薬です。
どのように肌に作用するかと言うと、毛穴の出口の硬くなった角質を取り除き、毛穴の詰まりを解消し、ニキビの前段階の微小面ぽうが大きなニキビになるのを防ぎ、皮脂通りを良くしてニキビができにくくなるお肌を作ります。
塗り方は1日1回、顔のニキビのできやすいところに広め塗るのがお勧めです。しかし、毛穴の出口の角質剥離作用があるため、乾燥したり、カサカサしたり赤くなったり、と言うような副作用が出現することがありますので、診察の際に塗り方の説明等もしっかりさせていただいております。
私の個人的な印象ですと、乾燥肌の方、女性の方がこの塗り薬を使いこなすのは難しい場合が多いようです。ある程度の皮脂量があった方が副作用の出現なく面ぽうも治りやすい傾向にあると思います。
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