2017年の夏休みにインドネシアへボランティアに行ってきました。

小学生に防災教育をするというボランティアです。

2週間行ってきました。

 

5日目の夜。

お腹が猛烈に痛い。

変な汗をかきながら、何度もベッドとトイレを往復しました。

 

その日は一睡も出来ず、次の日の朝。

「これ、やばいんちゃう?」

と思った僕は、体温を測ることにしました。

 

 

 

「マジかw。39℃www」

 

 

こうして僕は3日間入院しました。

 

 

今回は、インドネシアという異国の地で入院した話と、海外で病気になったときの対処方法を伝授したいと思います!

 

 

 

強面の教授ありがとう

こうして団体の代表と相談した結果その日は活動を休むことにしました。
 
一人でずっと寝てました。
 
まだその時は疲れからの体調不良だろうと思い、一日寝れば治るだろうと思っていました。
 
 
他の人たちが活動から帰って来ましたが、まだ体調が優れない。
 
もう一度体温を測ってみることにしました。
 
 
変わらない。
 
 
「これ、まじでやばいやつかな?w」
他のメンバーに迷惑かけるのも申し訳ないし、もう少し様子をみようかなと思いましたが、
 
 
ここで、団体の引率で来た強面の教授が一言。
 
「こりゃ、まずいな! 病院行くんか! 行かんのか! どっちなんや!」
 
「入院します!」

 

 

こうして病院に行くことが決まりました。

(半ば強引)

 

 

それって噂のデング熱?

病院に着くな否や、再度熱を測られて、採血をしました。
今までの採血の中で一番静かで急な採血でした。
 
 
そのまま2時間。
一人で病院のベッドで待たされました。
 
一応、母に連絡しようと思い、LINEを送りました。
 
 
僕「インドネシアにいるんだけど、入院するかもしれん。」
 
母「そうなんだぁ。親戚の〇〇ちゃんのとこの赤ちゃん産まれたって!」
 
 
親戚の赤ちゃんに話題性を持っていかれて、さらに体調が悪くなったように感じました。
母の強烈な話のそらし方には、いつも驚かされます。
 
 
 
待つ事さらに1時間。
採血の結果が出たようです。
 
 
公用語はインドネシア語ですが、英語で話してくれている。

しかし、何を言っているかわからない。

 

医療用語の英語なんて知らない。

 

なんだかヤバそうなことは伝わって来たが、その会話で唯一聞き取れる単語があった。

 

「#%'(''(%$"&&()デング%'(')'&&$%&()デング#%&'('())=&%&$デング%'(('()((%"」

 

 

 

「え、デング?」

 

 

 

ノーデング

デングかどうかの診断結果は2日ほど経たないとわからないらしい。
 
とりあえず、「チフス」は確定した。
 
 

チフスTyphus窒扶斯)とは、高熱や発疹を伴う細菌感染症の一種で、広義(あるいは古い定義)には下記の三種の総称。

  1. サルモネラの一種であるチフス菌 (Salmonella enterica serovar Typhi) の感染によって発症する腸チフス
  2. パラチフス菌 (Salmonella enterica serovar Paratyphi A) の感染によって発症するパラチフス
  3. 発疹チフスリケッチア (Rickettsia prowazekii) の感染によって発症する発疹チフス

狭義には、腸チフスとパラチフスの二種(=チフス性疾患)を指すことが多く、あるいは腸チフスのみを指すこともある。

 

 

Wikipediaさんによるとこんな感じです。

これの「腸チフス」にあたります。

 

昔は死に至るケースもある感染症だったらしいんですが、今はすぐ治るみたいです。

 

「よかった」

 

安堵の息を着いていると、現地に住む日本人の方が駆けつけてくれました。

 

 

インドネシア語が通じずに医者とコミュニケーションが取れなかったのでとても助かりました。

 

医者との通訳をしてくれた後、世間話をしていると、ここで悲報。

 

 

「デング熱は2回目かかると50%、3回目で80%、4回目で100%死ぬよ。」

 

 

「あ、もう東南アジア行けないのかな?」

 

 

 

 

と、悲報をしみじみと感じていると、朗報。

 

「チフスじゃないです。」

 

 

 

 

アリとの早食い競争

こうしてチフスが完治するまで3日ほど入院する事になりました。
 
「楽勝じゃん!」
 
と思いましたが、次なる問題が発生。
 
 
 
暇だ。
 
YouTube生活のスタートです。
 
 
食事でも問題発生。
 
 
 
アリだ。
 
食事はアリとの競争でした。
 
食事にかかったサランラップを外した瞬間がスタートの合図。
 
アリが占領するのが先か。
完食するのが先か。
 
勝負は五分五分でした。
 
 
 

元気に退院

合計4日間の入院生活を経て、無事退院しました。
 
 
この記事で何が言いたいかというと、変なものを口にするなです。
僕はおそらく、それでやられました。
 
海外で体調を崩しても、焦る事はありません。
 
落ち着いて、海外旅行保険先に連絡しましょう。
 
海外旅行保険のありがたみを知りました。
(医療費は一切かかりませんでした。)