今朝はアメリカ競馬のケンタッキーダービーにフォーエバーヤングが出走、勝ち馬からハナ、ハナの差の3着と惜しい競馬だった
出遅れが無ければとか、直線で2着馬に体をぶつけられることなくスムーズに追えていたらとか考えてしまいますが、いよいよケンタッキーダービーも日本馬が本気で狙える時代になってきたのかと思うと感慨深いものがあります。
アメリカのダートの主要GⅠなんて凱旋門賞より日本馬にとってはハードルが高いと少し前までは思われてましたからね。
しかしまあ、サンデーサイレンス系がこれだけ根付いた日本競馬、そのサンデーが現役時代はケンタッキーダービーやBCクラシックを勝っているのだから、日本馬にアメリカダートに適性があるのがいてもおかしくはないわけで。
日本ではNHKマイルCが行われ、ジャンタルマンタルが快勝
馬の強さもさることながら、川田騎手の凄みを感じる騎乗が印象的でした。
好スタートを切って、3番手で折り合いをつけて直線を向くと、一瞬だけ追い出しを遅らせたように思えた。
内側にいたマスクオールウィンを利用して強敵アスコリピチェーノをインに封じ込める形に、ジャンタルマンタルがサッと抜け出していたら、空いたところからたぶん外に出せてスムーズに追い出せて際どい勝負になったか或いはアスコリピチェーノが差しきったかも分からない。
しかし、ジャンタルマンタルが一瞬待ったことで内に進路を変えてそこも他馬に塞がれてしまい2頭の間には決定的な差がついた。
ジャンタルマンタルの川田騎手にしてみれば、追い出しを少し遅らせたところでアスコリピチェーノ以外の馬には絶対負けないという自信があったかのよう。
実際あれだけの不利がありながら、最後に2着まで盛り返してきたアスコリピチェーノは負けて強しでした。