優勝争いから脱落しないために大切な一戦、先発メンバーには遠藤、土居、中村、前野らが名を連ねる。
大多数のサポーターがこれで負けたら仕方ないと考える形だったように思う。
試合は、前半3分西のクロスに大迫のヘッド。枠の外だったがスピード感は感じる攻撃だった。
試合は両チームとも激しい潰し合いだったが、前半13分、15分と柴崎、大迫が立て続けに決定機を迎えるも決められない、横浜DFの集中力は凄かったね。
ペースをつかんだ鹿島だったが、前半19分、小笠原がボールを奪われ、中村のスルーパスがマルキーニョスへ、これを冷静に決められて、逆に先制を許してしまう
ここからマリノスは得意のスローテンポの試合運び、早く追いつきたい鹿島の焦りを誘う。
イライラ感からか小笠原がレイトチャージでイエローカードをもらい、次節出場停止に
横浜の怖いところは、こういうスローなテンポから機を見て一気に仕掛けてくるところ。
斉藤やマルキーニョスに危険なシュートを撃たれるが、どうにか凌ぐ。
前半42分、土居のクロスを大迫がヘッドで狙うが、横浜DFにブロックされてしまう。
GKが前に出ていたので完全に決まったと思ったが。。
後半頭から中村に代えて、ジュニーニョを投入。
さらに後半8分には、土居に代えて本山を投入、動きが速かったですね。
ボールを支配する時間は長くなったが、その割にシュートまでいけてなかった鹿島だったが、後半24分カウンターで本山のパスを受けた大迫がファーストタッチで中澤をかわすと、GKの逆を突く技ありシュートを決めて同点に
これで勢いは鹿島に。
続けて西のパスからジュニーニョが決定機を迎えるが決めきれない。
後半30分、疲れの見えてきた遠藤に代えて、梅鉢を投入し、柴崎を前に出す。
次節小笠原が出られないということを考えて、試合慣れさせておこうという意図も多少はあったかもしれない。
そして、後半33分、本山のパスを受けた大迫がドリブルで突進、ジュニーニョ、柴崎へのパスも考えられる中、思い切ってのミドルシュート、これがDFの脇を抜けてカーブがかかってゴール隅に決まって逆転
脚のふり幅が小さくても強いシュートが撃てる大迫ならではのゴールでした。
ここからは横浜のパワープレーに耐えての逃げ切り
大迫は中澤を完全に圧倒していた感がある。
以前は格負けという印象があったのだが、代表で点を取ってきたことで自信が増してるのかもしれないね。
CBって格で相手を抑えるって部分があるから、衰えが急に来るように見えたりする。
思えば秋田なんかもそうでしたよ。
中澤も第一線でやれるのは今年くらいなのかも。
今日もホーム無敗記録を続けることができたけど、試合はまたすぐにやってくる。
苦手のアウェー戦が
小笠原が出られないとなると、梅鉢が入ることが予想されます。
柴崎の攻撃力が発揮されて、なおかつ梅鉢の守備力で安定感をもたらせば、いい方に転ぶかもしれません。