アントラーズの過去の試合のビデオテープの整理、着々と進んでます。
三冠の年のセカンドステージの残り5試合となったあたりを整理してました。
中継の中で、シドニーオリンピックの中断明けとか聞くと懐かしさがこみあげてくるね
あれからもう12年ですよ。
2000年のセカンドステージは、6月下旬から8月中旬までで10試合、オリンピックで長い中断があって、残り5試合を11月に終わらせるという変則スケジュールだった。
セカンドステージの鹿島は、開幕6連勝で飛び出すものの、第7節セレッソに敗れてから、第8節から第10節まで3試合連続引き分けで順位を落としていた。
セレッソにはこの頃から苦手意識が強かったね、連勝で来ているところを止められたことが2005年にもありました。
3試合連続の引き分けは、現在と違って延長戦があった時代、暑い8月に120分戦っての3試合連続引き分けの疲労感は今では想像できない
オリンピックで中断になったのはちょうどよかったとも言えた。
そして再開初戦の相手はエスパルス。
2000年のこの時点では最も苦手としている相手だった。
しかもCBの秋田、ファビアーノが揃って出場停止という緊急事態
CBに入ったのは、ルーキーの羽田とこの年ボランチのレギュラーに定着していた中田浩二。
急造CBコンビでどこまでやれるか不安視されたが、蓋を開けてみると羽田が落ち着いたプレー振り、これで鹿島のCBはしばらく安泰かと思わせるものだった(結局怪我でうまくいきませんでしたが)。
名良橋のミドルシュートで先制し、後半中田のオウンゴールで追いつかれるが、その中田がCKから決勝ヘッドを決めて勝利
2-1で後半終了間際ビスマルクがPKを外して、普通なら嫌な雰囲気になるものですが、まったくそんなことを感じさせずコーナー付近でボールキープして逃げ切る姿は試合巧者だなって感じさせるものだった。
続くアウェーの京都戦も中田浩二の大活躍で3-1で勝利。
この時の京都は今考えるとすごいメンバーです
スタメンに三浦カズ、松井大輔、パク・チソン、遠藤保仁の名前が
この年J2降格になってしまったんですけどね
第13節は、ホームの広島戦。
だが、会場が鳥取市営バードスタジアム
カシマスタジアム改修のため国立アントラーズとなっていたのですが、地方会場を使うこともありました。
しかし、広島相手に鳥取で試合をしたら、どっちがホームか分からないね(;^_^A
試合は1-1で延長戦、引き分けもチラついた延長後半11分に本山のⅤゴールで勝利しました。
最終的に2位のレイソルと勝ち点差1だったわけで、この勝利は大きかったね。