ゲーム開始15年目の1998年です。
史実での1998年は日本の競馬界が大きく変わった年だったと言えるでしょう。
この年より前から競馬を見ている人と、後から競馬ファンになった人とでは海外競馬に対する感覚が全然違います。
それまでの日本からの遠征馬は惨敗は当たり前、それどころかレース前になれない環境で体調を崩し、レースにも出られなかったり、レースで故障をして引退に追い込まれたり、最悪の場合(ホクトベガのように)レース中の事故で予後不良となったりととにかく行ったら無事に帰ってこれないって感じでした
しかし、この年シーキングザパールとタイキシャトルが2週連続で仏GⅠを制覇する快挙をやってのけたわけです。
タイキシャトルの場合は、この馬で勝てなかったら日本の馬はしばらく勝てないだろうというくらいの期待がかかってましたが、シーキングザパールが勝ったことで失礼なことながら普通の一流馬が行けば十分勝負になるんだという機運が生まれました。
海外での日本馬の活躍に加え、国内でも最強世代と言われた3歳世代スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、グラスワンダー、セイウンスカイが活躍、さらに古馬にも女傑エアグルーヴ、快速馬サイレンススズカがいて非常に面白くレベルが高い競馬が展開されてました。
さてゲームの中の1998年は・・・
この年の3歳世代はゲーム中でも最強世代です。スピードSレベルが3頭もいます。
所有馬同士が潰しあわないようにローテーションを組むのがなかなかに大変だった
エルコンドルパサーは欧州3冠に挑戦。
英2000ギニーを制してから臨んだ1冠目の英ダービーを快勝
しかし、キングジョージではデイラミの2着に敗れ、欧州3冠はならず
その後凱旋門賞と香港Cを制して欧州年度代表馬となりました。
スペシャルウィークは仏3冠に挑み、見事にこれを達成
年末の香港ヴァーズも勝ちました。
セイウンスカイは国内3冠を達成、英セントレジャーをも制し、日本の年度代表馬となりました。
グラスワンダーは秋古馬3冠を含み年間GⅠ5勝。
牝馬ではファレノプシスと自家生産の架空馬フレグランスカフェが熾烈な争い。
フレグランスカフェが桜花賞とエリザベス女王杯を、ファレノプシスがオークスと秋華賞を獲りました。
ファレノプシスはその他に海外GⅠを3勝して年間GⅠ5勝です。
古馬ではサイレンススズカとタイキシャトルの2頭が能力を開花させました。
サイレンススズカは、クイーンエリザベス2世Cで敗れるものの、その後GⅠ5連勝
タイキシャトルは、フューチュリティSからマイルCSまで出走レース全てに勝利し、年間GⅠ7勝。
史実とはだいぶ違ってしまいますが、ナリタブライアンがこの年引退。
なべ底型の成長型のためこの年もまだピークの状態が続いていた。
通算成績は33戦28勝GⅠ22勝。
ドバイシーマクラシック3回、BCターフ制覇が光ります。
この年デビューの自己所有の2歳馬は
トゥザヴィクトリー
アドマイヤベガ
ナリタトップロード
テイエムオペラオー
モンジュー
ドバイミレニアム