さあ、ACLへの挑戦が始まりました
初戦はアウェーでタイのクルムタイバンクとの試合となりました。
スタメンはJリーグの開幕戦のメンバーからCB二人が岩政と大岩の二人に代わったベストメンバー。
気温34℃、人工芝のグラウンド、どんな試合になるのか予想もつかなかったですね。
試合結果については知ってる人も多いでしょうから分かるかと思いますが、得点シーン紹介するだけでもいつもの試合のレビューを上回ってしまう量になりそうなので、得点シーン中心に紹介します。
試合は立ち上がりとにかくボールの弾み方が違うのに苦労してました
高いところから落ちてきたボールが弾むのはもちろんですが、トラップしたボールが地面に落ちたときにいつもより弾むのが非常にやりずらそうでした。
GKへのバックパスも微妙に跳ねてくるので曽ヶ端はやりにくそうでしたね。
しかも相手チームもまだ元気だったので、パスを受けてボールが足元に入りすぎてしまうと詰められてなかなかいい感じにパスがつながらず、前半15分くらいまで両チームともチャンス作れませんでした。
そんななか前半15分、小笠原が相手陣内左サイドでファールを受けFK。
これをゴール前に放り込むが相手DFにヘッドでクリアされるものの、こぼれ球を大岩がダイレクトでゴール前に送ると、そこには田代。
オフサイドかと思うようなフリーの状態だったが、胸トラップから落ち着いて右足でシュートを放ち、欲しかった先制点を奪います 1-0
一点を取って少し落ち着いた感があるなかの前半20分。
スローインを受けた本山が前を向いてドリブル開始、田代とワンツーでDFラインを破りにかかりますが、コーナーに逃げられてしまいます。
しかし、このCK、小笠原が蹴ったボールをニアに飛び込んだ岩政が頭でピタリと合わせてゴール 2-0
そして前半34分。
鹿島陣内からのFK、ロングボールを田代がヘッドで後ろにすらせて、マルキーニョスがDFを背にしながらそのボールをダイレクトで落とすとそこに野沢が飛び込み左足でボレーシュート
これが見事に決まって前半で3-0とします。
後半に入ってすぐの後半1分、相手のFKからボールを奪うと一気にカウンター
内田が相手のタックルを受けながらもマルキーニョスにパスを送るとスピードに乗ったマルキが相手DFをかわし、GKが出てきたところをループシュート
DFがクリアしたかのように見えたところも青木が押し込んでました。
しかし、DFのクリアはラインを割った後だったようでマルキーニョスのゴールとなりました。 4-0
このあたりで勝負は決した感はありましたが、さらに後半4分。
相手が前掛かりになるところをマルキーニョスからのスルーパスを受け、GKと1対1になった田代がいったんはシュートをGKに当ててしまうものの、こぼれ球をやや角度のないところから左足シュートを決めて、5-0
楽勝ムードかなと思われた後半18分、CKで一瞬の油断が生じてしまいます。
マークが外れ、相手のコートジボアール人FWカシムコネにヘディングを決められてしまいました 5-1
取られたら取り返す、後半23分田代が体の強さを生かしてボールを野沢に送ると、野沢からのスルーパスに飛び出したマルキーニョスがGKをもかわしてゴール
6-1
後半25分、マルキーニョスが本山とワンツーで前に、相手DFとスピード勝負、相手より一歩後ろからのスタートで不利だったが、加速力の違いでボールに追いついたときにはほぼ体勢は互角、ここでDFを弾き飛ばし、前に出てきたGKがDFと交錯していたため、無人のゴールへ転がっていくボールをゴールまで護衛
本人はDF弾き飛ばしたことでファールかも知れないと思ったのかな。 7-1
ここで田代が佐々木に交代。
田代は圧倒的な高さと強さを見せて、前線に君臨していました。
先制点も貴重なものだったよ
代わった佐々木ですが、後半27分、野沢と二人でカウンター攻撃、野沢からのパスが相手DFに触れて、こぼれ球をGKがキャッチミスしたところを佐々木が右足で決めてゴール 8-1
佐々木はこと得点感覚に関しては、鹿島のFWで一番かもね(o^-')b
この後、代表戦から出ずっぱりの内田から笠井に交代。
笠井は水戸戦のときより周囲との連携が良くなってる感があります、相手も疲れていたので右サイドからガンガン仕掛けてました
ここらへんで本山が足を押さえて倒れたのでヒヤッとしましたが、その後の交代がマルキーニョスからダニーロで変更がなかったことを見ると大したことはなかったのでしょうか。
そして、ゴールショーの仕上げは後半ロスタイム、本山からのスルーパスを野沢が決めて、9-1
アウェーでかなり苦しむかもしれないと思いましたが、いいスタートを切ることができましたね。
相手チームもラフプレーをしてくるようなこともなかったし、レフリーのジャッジも普通でした。次の試合は日曜日、疲労が抜けるか心配ですが勢いに乗って乗り込めそうなことは確かです