今日はナビスコ杯予選リーグ最終節アウェーの甲府戦がありました。
鹿島の前節までの順位は、3勝2敗勝ち点9のグループ2位。
決勝トーナメント進出のためには、最低でも引き分け、できれば勝ってすんなり決めたいところです
スタメンはダニーロが外れ、大岩がセンターバックに入り、青木が中後とダブルボランチを組む形。リーグ戦のほうで怪我をして出場が危ぶまれた内田は、フェイスガードをつけて元気に出場、岩政とバットマンコンビを結成してました
試合は開始10分も経たないうちに、マルキーニョスが怪我で興梠に交代というアクシデントもあって、甲府ペースで進みました。甲府は強烈なプレスをかけてボールを奪い、ボールを持っていない選手がどんどん動いてパスコースを作り、すばやいパス回しでチャンスを作ってました。
対する鹿島はボールを持った選手が常に2人、3人に囲まれるなど、満足にパスも回せない状態
甲府がこの時間帯に先制していたら、試合は相当苦しくなったに違いない。
しかし、このハイペースなサッカーを90分続けるのは無理だろうとも思われ、耐えていれば必ずチャンスは来ると思ってました。
この時間は審判の判定もなものが多くて、選手もいらいらしてましたね。
そしてチャンスらしいチャンスもないまま迎えた前半36分、セットプレーの流れの中から甲府の選手がヘディングのクリアミス、これが甲府DFラインの裏に抜ける形になり、ちょうどそこにいた田代が右足のアウトサイドでループ気味にゴールを決めて、待望の先制点が入りました
その後、前半終了間際にも決定的な場面を迎えますが、追加点はならず前半終了。
後半は2分に鹿島のチャンスから一転甲府が速攻で決定的なチャンスを迎えますが、枠に飛ばず救われました。ホントに甲府に昨年のようにバレーがいたらやられていたかも
そして後半14分、本山が左足で上げたクロスを田代がヘッドで決めて2-0
キーパーを超えて、ファーの田代にドンピシャの素晴らしいクロスでした。田代もヒーローインタビューで言っていたように、意識してたたきつけないで上を狙ったナイスヘディングでした。
この1点でかなり勝利が近づきましたが、とどめをさしに3点目を狙います。
後半の20分、野沢からのピンポイントパスを本山が首をひねってゴール隅に決める見事なヘディングシュートで3-0
これで勝負あったという感じでした。
その後鹿島はダニーロと増田を投入、無失点での逃げ切りを狙います。
一方、甲府は選手が一人負傷し、交代枠も使い切っていたので10人で戦うことになってしまいました。
試合はそのまま3-0で終了、鹿島の決勝トーナメント進出が決まりました
また甲府も成績上位の2位チームということで決勝トーナメント進出です。
甲府とは次の土曜日に鹿島スタジアムでリーグ戦を戦います、マルキーニョスが出られるのか微妙なのでスタメンはどうなるのでしょうね。
今日のダニーロは、体が切れていたように見えました。もしかして暑くなると体が絞れてくるタイプなのか?