今日は鹿島スタジアムでのジュビロ磐田戦。
勝てばJクラブ初の公式戦400勝達成ということだそうで、「今季リーグ戦ホーム初勝利」と「公式戦400勝」がかかった試合となりました。
スタメンはナビスコ杯名古屋戦と同じで、サブにダニーロと新井場が復帰してました。
試合は開始直後からなんとしても勝ちたい鹿島が前線から猛烈なプレスをかけて主導権を握ります。ジュビロに満足にボールを回させないという状況が続く中、前半13分野沢がチェイスして奪ったボールを石神から本山へ、本山が田代とワンツーでもう一度ボールを受け前線のマルキーニョスへパス、マルキーニョスがサイドへ流れながら選手の上がりを待ち、上がってきた野沢にヒールパス、これを野沢がファーサイドにクロスを送り、田代が打点の高いヘッド、GK川口がなんとか止めるものの、こぼれ玉に中後がつめてスライディングシュート、これが決まって1点先制
中後はこれで3試合連続ゴールで、リーグ戦4得点目はチームの単独得点王です
その後もカウンターからマルキーニョスがチャンスを作ったりしますが、前半20分くらいから全体に足が止まってきてしまい、徐々にジュビロペースに
カレンにヒヤッとするシュートを撃たれますが、なんとか岩政がクリアし、前半はなんとか凌ぎきります。
後半は、多少体力が回復したからか互角の展開で始まりましたが、DF大岩が立て続けにイエローカードをもらってしまい退場に
これでかえってジュビロはやりにくくなったかもしれません、鹿島は青木をセンターバックのポジションにいれ、しっかり守ってカウンターの形を取ったからです。また、運動量があり攻撃面でも期待できる増田を入れ、スピードはないものの足元のキープ力は田代より上と思われるダニーロを投入、このまま1-0で逃げ切るだけでなく隙あらば2点目を狙うぞという采配を見せてくれました。
この采配がずばり的中し、ダニーロのキープから本山にパス、本山がドリブルで仕掛けるように見せながら、ノールックで右足アウトサイドでスルーパス、これをマルキーニョスがきっちりゴールに叩き込み貴重な追加点
本山は散々守備で走りまわり疲れていただろうにワンチャンスでこの仕事、素晴らしすぎます
このパスはまさにファンタジスタって感じで、やはり鹿島の10番をつける男ですね
この後、ゴール前の混戦からジュビロ林に決められ1点を返されますが2-1で逃げ切り、今季リーグ戦ホーム初勝利達成です
ただ最後の失点は反省材料、無失点で終わらなければいけない試合でした。
ダニーロは今日はスタメンを外されたことに対する意地か、いい仕事してくれました。
DFもよく踏ん張った
ただ、ジュビロに前田がいたらこんな楽に逃げ切れなかっただろう、また林をもっと早く投入されていたらイヤだった。正直サイドから普通にクロスが上がってきてもそんなに脅威ではなかった。
過密日程も一段落、次は一週間開いて新潟とのアウェー戦、ホームでは驚異的な強さを見せる新潟相手に勝てれば一気に波に乗りそうな気がします。あとは深井にやられないようにしないとね